2016年11月04日

オートシェイプの文字だけを連続して修正するコツ




パワーポイントでおなじオートシェイプを複数個つくって、そこに異なる文字を書き込むような場合は結構ありますよね。

このとき、いちいちオートシェイプから四角形を選んで、オートシェイプを配置して、ダブルクリックして文字を書き込む…、なんてことをやっていると、2〜3個ならいいですが、10個も20個もやっていたら、わたしなら途中で放り出します。

 「こんな面倒なことやってられるか〜!」

■複数の同じ形状のオートシェイプを編集する方法


まず、書きたいオートシェイプを選んで、ひとつだけオートシェイプを描画します。

描画が終わると、そのオートシェイプが選ばれた状態になってますよね。

その時点で CTRL+D を押してみてください。

今のオートシェイプが右下にコピーされます。

これで必要回数、CTRL+D を押せば、複製は出来上がりです。

CTRL+D の "D" は Duplication の D と覚えておくといいです。

■入力する


さて、オートシェイプの中に文字列を入力するためには、ひとつづつのオートシェイプが見えないといけませんが、CTRL+Dでオートシェイプをコピーすると、複数個のオートシェイプが重なってしまいます。

これを横に広げるには、

 ・最後に複製したのオートシェイプをドラッグして、なるべく遠い位置に置く
 ・入力したいオートシェイプをまとめて選択する(オートシェイプを囲むようにマウスをなにもないところでドラッグ)
 ・「配置」→「配置」→「左右に整列」または「上下に整列」

これで、横か縦に一気にすべて選択したのオートシェイプが並びます。

次に、最初に作成したオートシェイプを選択します。

 ・F2 キーを押して、テキストを入力
 ・ESC キーを押す
 ・TAB キーを押す

この作業を繰り返すと、連続してオートシェイプにテキストを入力できます。

■すでに作ってしまったオートシェイプには


すでに作ってしまったオートシェイプにあとから連続して入力するためには、オートシェイプの順番を連続させれば、TAB キーで連続的に選択が可能になります。

PowerPointのホームタブの右端に「選択▼」というボタンがあります。

 ・「選択▼」をクリック
 ・「オブジェクトの選択と表示」をクリック

すると、右隅にオブジェクトの一覧が表示されます。

これで、入力したいオートシェイプを一覧の一か所に集めます。
これはオートシェイプの順番を指定するもので、対象のオブジェクトの名前をクリックして、一覧の下の「▲」「▼」ボタンで上下できますので、一か所に集めてください。

この状態で一番下にあるオートシェイプを選べば、あとは TAB キーでオブジェクトをどんどん選択することができます

ま、やってみてください。

一度覚えてしまうと、他人が、いちいちオートシェイプをマウスで選んで、キーボードに手を移して、入力して…ってやっているのをみるとイライラするようになります。

とくにオートシェイプで「塗りつぶしなし」に指定されているようなテキストボックスのオートシェイプは、その四辺を正確にクリックしないと選択できませんが、この方法なら TAB キーで選択できるので、「選択する」という作業に必死になる必要がありません。

■ネタ元


このネタは以下の本の記述を参考にさせてもらいました。

★P64〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●図形内の文字を修正するワザ
[ctrl]+[D]で図形を複製した後、意外に面倒なのが、図形内の文字の修正です。

そのままでは、すべての部署名が「営業 1 課」になりていますから、「 1 」の部分を「 2 」「 3 」…… と打ち替えてやらなくてはなりません。

般的なのは、文字の部分をクリックして、文字の人力モードに切り替えるやり方でしょう。

しかし、私がおススメする方法は、[F2] を押すやり方。[F2] を押すと、ダブルクリックした場合と同様、文字部分にカーソルが表れて、文字の人力を行うことができます。

図形を選択するために、クリックしなければならないのですから、そのままクリックしたほうがてっとり早いと思われたかもしれません。

ただ、文字に囲みの図形を垂ねている場合など、うまく文字部分をクリックできないことが少なくないのです。

さらに、[F2] を勧める理由、それは確実性にあります

文字を人力するために、図形をダブルクリックしたところ、マウスが動いて、図形の位置がずれてしまった、という経験をみなさんお持ちのはず。

図形の選択も、大きさ・形の変更も、移動も、何から何までマウスで行うので、操作ミスが意外に多い―だから、一見、面倒なようでも結局は、[F2] を押した方が早くできます。

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