ふつう、風邪を引いたら休みますよね。
まあ、仕方ありません。でも、もったいない。
過去記事でも書いてますが、私は年休消化率は結構いいほうです(それでも100%とはいきませんが)。ただし、風邪みたいな病気で休んだことは、直近では記憶にありません。
※「体調不良」という言い訳を使ったりするのは、気が乗らなくて早退をするときに…
年休を取って何をしているかというと、遊びに行ったり、そこら辺をぶらぶらしたり、図書館にこもったりしてます。
■お休みは計画的に
基本的には、1ヶ月前くらいから「この日はお休み」と宣言して、予定通り休んでます。※直前になって、どうしても休めなくなることも年に1〜2回。その時は、また別の日にお休みを移動します。
病気でお休みをすることほどもったいないことはない、と思ったりしています。
もちろん、避けられない病気もありますが、結構多くの人が休む理由が「風邪」。風邪なんか防げる病気です。風邪をひく事自体は防げないらしいですが、悪化させない工夫の仕方はいろいろあります。
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●旅先で風邪をひく人はいない。帰って来て、気が緩んでからひくのだ。
旅行に行くと、風邪をひきませんか?
しかも、それは必ず、旅行から帰ってきてからではありませんか?
旅先がどんなに寒くても、旅先で風邪をひくことは、あまりありません。
それは潜伏期間があるからではありません。旅先では、緊張しているから風邪をひかないのです。
帰ってきて、やれやれと気が緩んだ瞬間に、風邪をひくのです。
気が張っていれば、風邪をひかないのです。
体の問題だけではありません。熱海のタクシーの運転手さんに聞きました。
車を運転するプロのタクシーの運転手さんでも、交通事故に遭うことがあるそうです。
車に乗っている時間が長いのだから、それもわかります。
でも、お客さんを乗せている営業中には、まったくないそうです。営業時間外に、事故に遭うのです。
しかも事故に遭うのは、仕事に向かう行きではなく、仕事からの帰りです。
プロのドライバーでなくても、事故に遭うのは、たいてい帰り道です。
行きは気が張っていても、帰り道では気が緩むのです。旅先から帰る時に、風邪をひくのと同じです。
熱海の道は、運転するには、なかなか難しい道です。道が細く、海岸沿いに曲がりくねり、そのうえ、アップダウンがかなり激しい。曲がり角から、いきなり大型の観光バスが現れて、ヒヤリとします。
でも、そういうところでは、事故はほとんどないのです。
「どうしてこんな運転しやすい簡単な道で」というところで、事故は起こります。
難しい道や、危ない道では、運転する人の気が張っているからです。
簡単な道になると、急に気が緩むのです。そして、見通しのいい直線コースで事故に遭うのです。
対向車も、まさかこんなところでセンターラインをはみ出してくるとは思っていませんから、油断していて避けきれません。こうして大事故になるのです。
風邪は気の緩みでかかるのです。事故は、帰りの安全な道で起こるのです。
明日のために:その 9 :帰り道で、事故に遭わないように気をつけよう。
中谷彰宏(著) 『会社で教えてくれない50のこと』
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何かの本で、「人間は1年に2回位は風邪をひくものだ」ということを読んだ記憶があります(出典不明)。ただし、それが意識できるほどに悪化しないから、「風邪を引かない」んだそうな。
私もきっと風邪を引いているんでしょうけど、「○○は風邪を引かない」と吹聴してます。そのくらい風邪で休んだことがありません。
たとえば、結婚式のときに風邪でマスクをした新郎・新婦はまずいませんね。ましてや、「新郎、風邪のため結婚式延期」なんて多分ないのでは?
こんな大事なときに風邪なんてひいていられないわけですよ。
風邪を引かないためのケアはしっかりしないといけません。そんなことは社会人にかぎらず当然です。
それでも、気が緩むと状況は悪化するものですよ。
過去記事
高名の木登り
でも書きましたが、高いところは登るより降りるほうが難しかったりします。
■参考図書 『会社で教えてくれない50のこと』
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