2017年06月05日

PC環境のレビューをする

以前はハードディスクの信頼性が低かったため、よく故障しました。
イマドキのPCは、故障する確率が低くなってはいますが、やっぱり物理的に動作しているものは、劣化したり故障したりします。

仕事において、社内のシステム管理をしている関係上、そういうところに敏感なのかもしれません。

なので、過去記事

 常にバックアップを作っておく

 バックアップ

などで書いたように、同じデータをあちこちに持っています(たいていは5箇所くらいなのですが、さすがにこれはやり過ぎ、という自覚はあります…)。

■環境のレビューの時間


GTDを始めとして、仕事をスムーズに進めるコツは、レビューとプレビューをちゃんとすることです。ガリガリ仕事をしているだけが仕事じゃなくて、仕事のやり方を考える時間も必要です。

仕事と同じく、PC などの環境を見直していると、効率よく仕事が進められるようになります。

環境の見直しでやるべきことは

 ・ハードウエア環境は適正か
 ・アプリケーションは最新か
 ・操作は迅速にできるか

の3点を定期的に見直すようにしています。

もちろん、気がついたときに随時もやりますが、いまの環境に慣れてしまうと、それが問題だとは気が付かない問題もあるので、やっぱり、ちゃんと時間を取って分析をしてみることがオススメ。


■ハードウエア環境


ハードウエア環境で一番重要だと思うのは、ハードディスクです。

最近は SSD などの電子デバイス環境が普及してきましたが、まだ、大容量のデータなどはやっぱり、ハードディスクが必要です。
ところがこのハードディスク、故障するんですね。最近の故障率はかなり低くなってますが。

ハードディスクのエラーチェックは、Windows7 あたりからバックグラウンドで自動的に行われるようになりましたが、物理的な故障にはまだ十分に対応できていません。

◆ディスクのエラーチェックの方法


ディスクのエラーチェックは、手動でやります。エクスプローラで

 PC → (対象のハードディスク)右クリック
  → プロパティ → エラーチェック

でチェックができます。徹底的なチェックと修復を行うときには、管理者モードでコマンドプロンプトを立ち上げて

 chkdsk /f

とやってやって、PC を再起動します。

詳しくは以下で。

 コマンド ラインでチェック ディスクを実行してディスク エラーをチェックし修復する

あと、モニタは案外ホコリやゴミがくっつくので、拭き掃除をすると気持ちよく使えます。

◆モニタのキャリブレーション


モニタの明るさ・シャープネスなどを再調整します。
これは季節や使用時間帯によって本当は変えたほうが疲れが少なくなります。

とくに、明るい時(晴れの日の昼間)などはモニタを明るくしないと見えませんが、暗くなってからだと、明るいとかなり目が疲れます。
ブルーライトの問題もあるので、シャープネスは高めに、画面は暗めに調整するようにしています。

◆キーボード・マウス


PCでなにが一番重要かと言われれば、モニタとキーボード、マウスでしょう。いくら高性能なCPUと巨大なハードディスクがあっても、これがチンケだと、ストレスが半端ありません。

基本、1週間に1度は掃除をします。
特に、キーボードにはさっき食べたおやつのカスが入ったりして、キーが押しにくくなったら最悪です。
そういう緊急事態のために、キーボードクリーナー(掃除機の先端にくっつけるブラシみたいなの)やエアダスター(スプレーで空気が吹き出すやつ)は常備品です。
※以前、クリーナーで USB 駆動のものも買ってみましたが、根性なさすぎで、結局掃除機に戻りました。

■ソフトウエア環境


アプリケーションも最近はウイルスの心配があるので、数カ月に1度は全部バージョンアップ操作をします。
以前ご紹介した

 GlaryUtilities

だと、自動的にバージョンアップ可能なソフト一覧を表示してくれるのでちょっと便利になるかも。


■操作性の確認


これは、キーロガーというツールを使うと、自分がどんなキーコンビネーションを多用しているのかが分かります。
あるいは以前ご紹介した ManicTime のようなソフトを使って、よく使うアプリを探します。
※まあ、あまり正確である必要もないのですが、最近データ分析に興味があるので、データを貯めて統計的判断をして楽しんでたりします。

こうした多用するキーコンビネーションやアプリ操作をもっと短時間でするようにキーボードショートカットを見直します。
よくアクセスするフォルダや Web ページなどもショートカットを作って、一発でそこにたどり着けるようにすると、細かいですが頻度が高いので結構効果があります。

逆に過去に作ったショートカットなどで頻度が落ちたものは、優先席は譲っていただきます。


◆このテーマのおすすめ図書


仕事のExcelが1日でざっくりわかる本ネコの手を借りるより、3つの「自動化」で

DOS-Betriebssystemkomponente:FileAllocationTable,REXX,TSR-Programm,Scandisk,Com-Datei,Emm386.Exe,Chkdsk...

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術

今まで無かった労働安全衛生の知識と対策

ヒューマンエラーを防ぐ知恵ミスはなくなるか

パソコン超高速仕事術

■同じテーマの記事

PC環境のレビューをする

以前はハードディスクの信頼性が低かったため、よく故障しました。イマドキのPCは、故障する確率が低くなってはいますが、やっぱり物理的に動作しているものは、劣化したり故障したりします。仕事において、社内のシステム管理をしている関係上、そういうところに敏感なのかもしれません。なので、過去記事常にバックアップを作っておくバックアップなどで書いたように、同じデータをあちこちに持っています(たいていは5箇所くらいなのですが、さすがにこれはやり過ぎ、という自覚はあります..

ウインドウを閉じる操作を素早くする

Windows でウインドウを閉じるときに、右上の×ボタンを押して閉じてますか?まぁ、その直前にマウスを操作していたのであれば、ついでにマウスでこの×ボタンをクリック、というのも理にかなってますが、キーボード操作のほうが実は素早くできます。たぶん、多くの人がこのキーの存在は知っているでしょう。ALT+F4※ALT キーを押しながら W キーを押すこれを押すと現在アクティブなウインドウを閉じてくれます。もちろん、編集中のファイルはちゃんと保存してから。※過去にひとつ..

マウスに触らずに右クリックする方法

マウスの右クリックって、意外とよく使います。左クリックは、それを選択したり、それにむつ美付けられているアクションをするのですが、あるひとつの動作しかできません。これに対して右クリックは基本的に、その対象に対してできる操作を全てリストにして表示してくれるので、普段と違うことをしようとするとどうしても右クリックを多用することになります。マウスに触るな過去記事でも何度か書いてますが、私はマウス操作が嫌いです。理由は、キーボードに手をおいた状態でマウスを持とうとすると当然キ..

記憶術:応用を考え自分の現実に当てはめる

教えられたそのものを記憶していれば、高得点がとれた学生時代と違い、社会人の勉強は、本に書いてあることを完璧に覚えていても意味をなしません。使えない知識はないのと同じです。使える知識を蓄えるために、記憶をしようと思ったら、使っている場面を想定することです。応用できるか?たとえば、有名な「マズローの欲求5段階説」というものがあります。欲求段階説(よっきゅうだんかいせつ、..

電車に乗ったら奥に行く

電車に乗った時にどこに行きますか?私の感覚だと、出入り口で立ち止まる人が多いですね。電車は奥のほうが空いている逆に言うと、電車の奥のほうというのは、みんな行きたがらないんです。相対的には空いてます。通勤中に本を読んだり、何かしようと思うならぎゅうぎゅう詰めのところより、人と人の間が少しでも空いている方が楽です。当たり前ですが。おそらく多くの人は、電車が目的の駅に停まったらすぐ降りられるように出入り口に立ち止まるのでしょうけど、出入り口近くにいても、改札まで無人状態で..

posted by 管理人 at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | PCアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック