仕事の種類にもよりけりですが、1日中PCを観ていると結構目が疲れます。
このため、私は目薬が欠かせないのですが、やっぱり、定期的に休憩するのが良いみたいですね。
1時間に1回くらいは休憩して遠いところを見ると良いそうなので、気分転換がてらちょっと外に行って深呼吸するとかタバコを吸う(こっちが本命)とかしたほうが良いかも。
■PCモニタの色温度
「色温度」っていう単語自体があまりPCや画像処理に縁のない人からすると、意味不明語なのかもしれませんが、まあ、PCの明るさを表す指標のひとつ、くらいに思ってもらって構いません。
正確には
色温度とは何ですか?
をご参考に。
PC のモニタには、調整ボタンがついていて、明るさや色温度、シャープネスなどいろんな調整項目がついています。
周りが明るいと、PC は見にくくなるので、明るさを上げたり色温度を調整したりして見やすくします。
ただ、その状態のままだと、今度は暗くなったときに明るすぎて目が疲れる、という現象が出ます。
ですので、なるべく周りの状況に合わせて調整をこまめにするというのが一番いいのですが、私は大抵忘れて、見づらくなったときに調整したまま…ということになります。
眩しくても見えないことはないので、結果的には明るすぎるじょうたいで使い続けます。
これが、眼精疲労の原因になったりします。
■f.luxで自動調整
このソフト、明るさ(正確には色温度)が時間帯に合わせて自動で調節してくれる便利ツールです。
本当は、明度や彩度などモニタについているいろんな調節ができるといいのですが、まあ色温度でも代用可能です。
※それにあんまり細かく設定できても、設定に困ってしまうのでシンプルイズベストかも
時々見かけるブルーライトカットのメガネやモニタに貼るフィルタなどもありますが、あれ、状況によっては見づらかったりするんですよね。フリーのツールで設定できるものありますが、どれも「設定できる」のであって、調整してくれるわけではないです。
その点、このソフトは、良さげに調整してくれるのがウリになるかも。
■インストールと設定
インストールはこちらから実行ファイルが取得できます。
Flux Software LLC
インストールは難しいことはありません。指示されたとおりにやるだけ。
インストールすると、よくわからないグラフが表示されます(バイオリズムらしい…)が、まあ無視して設定に進みます。
◆設定方法
ダイアログの「Setting」ボタンで設定ができます。
基本英語なのですが、まあ、読めば大体わかります。
●ADJUST YOOUR LIGHTING FOR DAY AND NIGHT
「昼と夜の明るさを調整する」ですね。で、その下にある●を動かして、昼間モードと夜間モードの色温度が設定できます。
右側に行くほど色温度は高く(明るく感じる側)なります。
●SET YOUR LOCATION
「場所の設定」ですね。地球上、現在時刻と日の出・日の入りは異なります。当然季節によっても。
これを自動で取得してくるためには、場所が必要、とのことですね。
「Change」ボタンを押して、「Please enter a zipcode or location」に郵便番号を入れると、場所が出てきます(Google mapか…?)。
で、「OK」を押してやれば完成です。
●TRANSITION SPEED
「変化速度」です。意味がよくわかりませんでしたが、どうやら、色温度が日の入りの時間にぱっと変わるわけではなく、この時間帯にじわ〜っと変わるみたいです。
高速と低速の2択。
■Windows、android など多種対応
iPhone は時間帯でバックライトの明るさが変わる機能があるので、必要性は感じませんが、android や PC にはちょっと良いツールかもしれません。
ただし、実際にブルーライトカットの効果の程はわかりません。色が変わるのでたしかに減ってはいるのですが、それが健康被害や疲労に有効なのかどうかは人それぞれかもしれませんので、過信は禁物。
でもあると、「ちょっと良さげ」なツールではあります。