2021年12月27日

転職面接の質問にはこう答える!のヒント集


書類審査は通るけど、面接審査で落とされる、という話はチマタには多いようですし、ウチの会社も合格率はあまり高くないように思います。

自分の実力がない?
見当違いの会社を受けている?
相手がイジワルな面接官だった?

どれも少しずつ当てはまるかもしれません。

しかし、筆者のこれまでの経験をべースだと、面接で失敗する理由は

 面接のポイント(面接官の意図)がわかっていない

ために、面接官の質問に対して「期待ハズレの答えと反応」をしているのだそうです。


自分では、一生懸命に答えたつもりでも面接官が期待していた答えと違う、と。

で、面接官の反応がイマイチな事に気がついてしまうと、本人も焦りが出てきてますまつドツボにはまる、と。


 本当に自分の良さがわかっていますか?
 そして、それを伝えるエ夫をしていますか?
 また、面接官が何を知リたいと思って質問しているのかを考えたことはありますか?
 そして、彼らの知りたいことに答えるエ夫をしていますか?

こうしたことを頭に入れながら面接に臨む場合と、そうでない場合では、結果が大きく逮ってきます。

しっかり対策を立てることで、自分の力を最大限に発揮できるばかりでなく、面接への不安や恐怖も薄らいでいきます。

本書では、そうした初歩的な失敗に対応すべき、面接における面接官からの質問事例と、面接官の意図・期待に答えるためのポイントと注意点を紹介しています。

実際に転職面接や昇進・昇格の面接官をしたりしていますので、「あるある」と思えるようなことも少なくありません。是非参考にどうぞ。

というか、転職面接を審査する側が、こういったった本を読んでそれなりに勉強しているのに、応募者がなにも準備なし、または付け焼き刃で突撃してくれば、どうなるかは自明なのかも…。


■目次


Chapter1 知っておきたい面接の基本
Chapter2 当日までに必ずしておくこと
Chapter3 面接以前のマナーと常識
Chapter4 「定番質問」にはこう答える
Chapter5 「掘り下げ質問」にはこう答える
Chapter6 「揺さぶり質問」にはこう答える
Chapter7 こちらから「質問」する場合には?
Chapter8 押さえておきたい内定後のやりとり

■ワンポイント


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●書類では見えない部分を見られる
最初に、面接についての大切な考え方をお伝えします。

採用試験では、採用側と応募者がお互いに持っている情報や気持ちを伝え合い、双方の思いが一致した場合に、晴れて採用となります。

情報や気持ちを伝え合うことをコミュニケーションと言いますが、その手段には、

 @ 文字による表現と、
 A 話すことによる表現

があります。採用試験においては、「文字による表現=書類」であり、「話すことによる表現=面接」となります。 @ には文字の書き方や文字そのものから受ける印象、 A には話し方や表情から受ける印象が大きくかかわります。

●力ッコいい話より、等身大の自分の話を
せっかく書類が通過しても、面接時にコミュニケーションが成立しないと、自分のことが相手に伝わらないばかりか、書類から受けたイメージと実際の人物とのギャップを感じさせてしまい、残念な結果に終わってしまうことがあります。

これは「面接=選考」と捉え”カッコいい文章”を話すことに気持ちが向き過ぎてしまっているのが原因のーつです。

ここでは、「面接=選考」ではなく「面接=面接官とのコミュニケーションの場」と考えることです。

面接テクニックの前に、まずはこの考え方をしっかり頭に入れて面接に臨みましよう。

すると、思ったよりも簡単に、案外楽しく面接ができるようになります.

(著) 『転職・面接
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●面接官は現場責任者が多い
一般的に、 Web やフリーペーパーなどの転職支援媒体から応募した場合、書類選考ののち 1〜2 回の面接で採用が決定します。

一次面接は人事担当者と現場責任者(部課長)、二次面接は役員(中小企業では社長)といった組み合わせが一般的です。

会社や業務内容によっては、判断を全面的に人事に委ねている場合もありますが、「一緒に働く仲間としてどうか」といった判断が必要になるので、現場責任者がかかわることが多いものです。人的ネットワークを活かしたコネクションなどの場合は、事前情報で人物の想定ができるので、人事担当者と役員が一緒に人り、 11 川の面接で判断することもあります。


●力ッコいい話より、等身大の自分の話を
せっかく書類が通過しても、面接時にコミュニケーションが成立しないと、自分のことが相手に伝わらないばかりか、書類から受けたイメージと実際の人物とのギャップを感じさせてしまい、残念な結果に終わってしまうことがあります。

これは「面接=選考」と捉え”カッコいい文章”を話すことに気持ちが向き過ぎてしまっているのが原因のーつです。

ここでは、「面接=選考」ではなく「面接=面接官とのコミュニケーションの場」と考えることです。

面接テクニックの前に、まずはこの考え方をしっかり頭に入れて面接に臨みましよう。

すると、思ったよりも簡単に、案外楽しく面接ができるようになります.

(著) 『転職・面接
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●掘り下げ質問にはこう答える

・ 「転職回数が多いですが理由は何ですか?」
・「転職グセ」がないか見られる
 ずばり、<転職慣れ>していないかどうかを確認する質問です。
 転職慣れしていると、人社しても些細なことですぐに辞められてしまう可能性が高いと思われてしまいます。
 また、転職理由が自己都合ではなく、会社都合、つまりリストラや倒産の場合でも採川側は腎戒します。
 
 「組織の中で浮いてしまうシャイなのでは?」「運を味方にするのが下手なのでは?」と、いろいろ深読みしてしまうものです。

 ここでは「正当性」(納得できる理由があるか)と「信憑性」(嘘をついていないか)を特に見られます。

 また、内容はもちろんのこと、伝え方も重要です

 暗い表情、小さい声では自信のなさが表れてしまいますので、しっかり目を見て、ハキハキと答えるようにしましょう。
 
・今までの仕事の「共通点」をアピール
 今までの仕事を通じて獲得したスキルに、一貫性を持たせることも大切です。

 例えば、「○○のスキルや△△のスキル、さらには□□ のスキルも手に人れました」ではなく、「○○のスキルアップのため」や「○○職のスキルの幅を広げるため」など、ひとつのスキルを掘り下げて、話をするほうが、説得力がが増します。

 ここでは、仕事の選び方に共通性があること、むやみやたらに選んだ転職ではないこと、を伝えるのが収要です。

(著) 『転職・面接
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■参考図書 『転職・面接





立ち読みできます立ち読み可
細田咲江(著) 『転職・面接 準備とマナー、定番質問から揺さぶり質問の回答例まで』・著者    細田咲江

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posted by 管理人 at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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