普段、メモをとるのには小型の付箋をメモ帳の台紙に貼り付けて使っています。
メモ帳の台紙は結構固くて、立ってメモを書くのにも使えるのと、書く面にカバーが付くので、紙が擦れてツルツルになったり、汚れて書きにくくなったりしないからです。
ただ、どうしても取り出すのには数秒の時間が必要なので、机などの固定された場所には、付箋を机自体に貼り付けて書けるようにしています(「デスクトップふせん」と呼んでます)。
■パームレストに付箋を貼る
会議などで机から離れるときには、この「デスクトップふせん」は持っていくわけには行かないので、ポケットのメモ帳を会議が始まる前に取り出して、いつでも書ける体制を作ります。
ところで、会議のときにはノートPCを持っていくことが多いです。
メモ代わりにノートPCに議事録や発言録を打ち込むわけですが、図やイメージなどは PC に打ち込むのには結構手間がかかります。
最近は、OneNote というスグレモノのツールがありますが、やっぱり会話の速度で図を書くのはほぼ不可能です。
どうするかというと、やっぱりメモ帳にペンで図を書いたほうが速い。
ノート PC には、タッチパッドがついてます。
手前部分ほぼ中央部にタッチパッドがついていて、それ以外のところは、パームレストとして使うように設計されています。ただ、現実にこのパームレスト領域の隅の方は使うことがありません。手はホームポジションにあるわけで、指はキーボードかタッチパッドの上です。
で、この隅の方を活用するために(ケチなので使っていないところがあることが気持ちが悪い)ここに付箋を貼り付けてます。
ノートを開くと、手前の右側(右利きなので右手で字を書きます)に「ど〜ん」と大きな付箋が貼り付けてあります。
あとは、ペンを取り出すだけ。
■即座にメモ取り、取ったメモは左側に移す
なにかメモが必要なときには、ノートPCに右側においたペンを持って、この付箋に書き込みます。素早く・小さな面積に大量に書き込むためには
<高速メモの技術1>>
で書いたように省略記号、図解などを多用します。
文章はテキストとして PC に打ち込んでしまえばOK。
で、1ページ終わったら、付箋の先頭ページを剥がして左隅に移動させます。
書き終わったものは、順に左側にかさねていきます。
あとで机に戻ったときに左側のメモを剥がして、ノートや OneNote に書き写せば完了。ゴミ箱行き。最近はセキュリティがうるさいので、ある程度溜まったらシュレッダーに持っていくことも多いですが。
■パームレストふせんは10枚程度
パームレストに付箋を貼っておくと、メモ帳を取り出すという操作がなく、いきなり書き始められることと、ノート PC の内側なので紛失することがありません。
ただし、欲張って大量に貼り付けると、服や手などに引っかかってずれてしまい、イラッとすることがありますので、10枚程度にしておくとじゃまになりません。
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