毎年、1年間の業務成果を上司に報告して、上司から業務評価をもらいますよね。いわゆる期末面談。
私としてはサラリーマンの最大のイベントだと思っているのですが、どうもぞんざいに扱う人が多いような印象を持ってます。
「今やっている仕事が忙しいから」と、当日になって、「エイッ」って書き込んで、誤字脱字のまま提出してくる人もいたりする…。
今やっているプロジェクトや仕事は当然大切なのですが、その結果自身で給料が決まっているわけではなく、期末面談で書かれた上司の評価で給料が決まっているんですよ。
もちろん、給料だけがサラリーマンの人生じゃないですけど。
ということで、過去記事でも期末面談に関する記事をいくつか書いてます。
期末自己申告記入のポイント
期末面談:副産物を評価する
評価されることに慣れる
<<面接の自己評価はたかくしなさい>>
■上司がつける評価を高くする方法
この期末面談で上司が書き込んだ評価点が、サラリーマンの給料や昇進を決めています。極論すれば、一生を決めているというに等しいというのが私の期末面談に対して持っている印象。
私は出来る限り高い評価が欲しいです。ぶっちゃけ。
そのために、上記にご案内したような、自己申告の書き方や期末面談のコツなどについて、やり方を工夫していますし、結構な時間準備をします。仕事が忙しければ、土日を使えるように、だいたい1ヶ月位前から準備を始めます。
期末面談の自己申告で上司から自分の業績・業務成果について高い評価をもらうには、自己評価が高くなければいけません。ただし、自己評価はあくまでも「自己」の評価であって上司の評価ではありません。
「この結果は満点です」に納得してもらうには相応の根拠を用意する必要があります。
その根拠として有効なのが、業務成果の金額換算。
すごく単純に言えば、自分が請負業者だとして、上司というお客様に「これこれの活動をしたので、××円になります」って言えるか、って言うことです。
で、その金額を足し算したら、今年の年俸以上になればいいわけです。そうしたら「給料が少ないよ!」って言ってもいい、かも。
■請求書を作る
通常は、実績面談というのは、期初に立てた目標が達成できたかどうかを自己申告書の形で報告します。ただ、期初の目標だけの仕事をしたわけではなく、いろいろな突発業務もあったと思います。
それを全部書き出して、「この業務は御社(自分の会社)に○○の成果・影響がありましたので、その○割を頂きます。○○円になります」「この業務は工数が○○かかりましたので○○円になります」って足し算してみます。
意外と、期初目標以外の仕事も多かったんじゃあないでしょうか。
それを、自己申告の余白欄・アピール欄に書き込めばいいです。
当然、人月工数で計算するのではなく、成果や効果で金額換算するのが良いです。説得力が違いますから。
それがもし、自分が自分を外注として使っていると仮定した時に、納得できる金額でしょうか?
逆に「給料もらいすぎ?」みたいになっちゃうかもしれませんが、頑張ってつじつまを合わせようとすると、上司に対していいアピール材料が見つかるかもしれません。