アプリを立ち上げるにしろ、シャットダウンをするにしろ、スタートメニュー経由でないとやれません。
私の場合は、ランチャーソフトやファイル管理ソフトも使っているのでそれほど頻度は高くないですが、それでも毎日数十回はスタートメニューを見ます。
スタートメニューが操作しやすい状態になっていると、作業効率は格段に上がります。
■スタートメニューは変えられる
ところが、私の知っている範囲だとスタートメニューをカスタマイズしている人は少数派で、多くの人が標準設定のまま使っている様子。
「もったいないなぁ」と思ったりします。
スタートメニューは変更ができます。
■スタートメニューの大きさを変える
その最大のポイントがスタートメニューの大きさ。広大なモニタを使っていてもスタートメニューはその全体を使わずにほんの一部(2〜3割?)くらいしか使ってません。これを広げてやるとメニューを選ぶのにもスクロールという操作をしなくて済みます。
やり方は簡単で、Windows10 の場合
Windowsキーを押す
表示されたスタートメニューの右端にマウスを持っていくと ”←→”の形になるのでその状態で左や斜め上、上にドラッグする
ってやるだけでスタートメニューの大きさが広がります。
Windows7の場合は、横方向には大きくできませんが、縦方向には大きくできます。
タスクバーを右クリック
「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティで、[スタート]メニュータブを選択
「カスタマイズ」ボタンを押す
下にある「最近使ったプログラムの表示数」を10→30に変更
これでモニタのサイズにもよりますが、画面のほぼ縦いっぱいになるはず。
同様の設定は Windows10 でも可能です。
■タイルの大きさを変える
Windows10 でスタートメニューの右側に並んでいる大きなプログラムのアイコンを「タイル」と呼びます。
初期状態ではよくわからない並び順で表示されていますが、この表示順序はタイルをドラッグしてやると変えられます。
よく使うアプリはクリックしやすい位置に移動させると良いです。
タイルは、小〜大まで4段階に大きさが変えられます。たくさん表示させるなら全部小さくしておきましょう。非常によく使うアプリは大に設定しておくとクリックしやすくなります。
また、Windows 10ではタイルやアイコンをスタートメニューやタスクバーに登録することを“ピン留め”と呼びます。使わないアプリのタイルはこのピン留めを外せば消せます。これはアプリをアンインストールするわけではなく、ちょっと操作しないと表示されない位置に持っていくだけなのでご安心を。
■タイルをグループ化する
Android を使っている方はご存知かもしれません。アプリのアイコンをロングタップしてそのまま移動させて別のアイコンにかさねてやると、アイコンがグループ化されます。起動するときには2操作必要になってしまいますが、狭いデスクトップ画面では有効な方向です。
同じことが Windows10 のスタートメニューでも可能です。
アプリのタイルをドラッグして別のタイルにかさねてやると、タイルのグループができます。
アプリを起動するときには、グループをクリック、グループの中のアイコンをクリックと2操作必要になってしまいますが、「どこにあったっけ」と探し回るより高速にアプリを起動できます。
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