過去記事でも、
・取ったメモはノートや日誌に整理できるまで机の上に貼っておく
・出来事を振り返る日次レビュー、週次レビュー
など、書いたものを見直す習慣をつけるためのルールをご紹介しています。
■見返す習慣をつけるには
本日ご紹介する方法は、上記のような強制力のある方法ではありませんが、これこそ習慣づける最大のヒントなのかもしれません。
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◆メモの習慣を、どうつけるか?
メモを活かすためには、まずメモ帳を常に見るクセや習慣を身につける。
メモをする習慣やクセを身につけるために、メモ帳に自分の好きなものや好きなことを貼っておく。
私は毎年行く「祭り」の写真を何枚か、システム手帳に貼ってある。
暇になるとそこを開いて見るクセがついた。ついでに他のページもパラパラと見るようになった。
「また、祭りに行きたいなあ」と想いを募らせ、「そのためには仕事しなくちゃ……」とメモ帳を見渡し、今日、明日、やるべきことを思い出している。
自分のビジネスも、ライフスタイルのひとつととらえて一年、一カ月、一日、自分の生活のためにメモをガイド役として使うと、生きたメモ帳になる。
そんなふうにしてとにかく一年メモ帳を持つ(持って歩き続ける)と、あなたのメモ帳は、大げさにいうと「一年の人生の証」となる。それを見ることで、メモは上達するのである。
坂戸健司(著) 『メモの技術』
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私は、過去に取った写真を見返すのが楽しみ、とかは思いませんが(^^;;)、もし過去の写真を見るのが楽しみな人なら、こういう方法は効果がありそうですね。
■やりたいこと、ほしいもの
ということで、ノート(本書では「メモ帳」と書かれているものと同義です)には、「やりたいことリスト」が貼ってあります。もちろん、スマホにも入っているので、スマホで見返す機会が多いのですが、時折このリストを印刷してメモ帳に挟んでます。
個人的には、やりたいことというのがやたらありまして、それを見返しては、「あ、"あれ"をやると面白いかも」とか思いついて、ToDoリストやタスクリストに書き加えています。
大抵の人は、何らかのやりたいことを持っていると思います。ただそれが漠然としているので、すぐに行動には結びつかないのですが、何かの拍子に「こんな風にやったらどうだろう」と思いつくことがあるのですよ。
それをすかさずメモに取らないとすぐに忘れちゃう。
で、それを書くと、それについていろんなことを調べてみたくなります。
それを調べるために Web を見たり本を探しに行ったりしていると、結構楽しい。
私にとってはそれが生活のモチベーションになっているみたいですね。
本書『メモの技術』の著者は「祭りに行きたい」というのがモチベーションのベースにあるように書かれてますが、何によってモチベートされるかはひとそれぞれ。
そのモチベートのトリガがあるものは、義務化しなくても見返すようになる、というのは結構ありがたいヒントでした。
手帳になにか自分の楽しみにつながるようなものをくっつけてみるのはいかがでしょう?
■参考図書 『メモの技術』
![]() | 本書は、主にビジネスの現場で頻繁にダイナミックにメモをとるノウハウを公開したものである。 |
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●本書を引用した記事
やるべことは一旦書きなさい
メモを復習する
素早くメモが取れる「パームレストふせん」
図解のコツ5:配置を試行錯誤する
図解のコツ3:キーワードを抽出する
図解のコツ4:配置を決める
図解のコツ1:カタマリを作る
時間は24時間制をつかう
メモ術の極意
メモ帳アプリも使う
●このテーマの関連図書
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図解ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術
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