2017年09月28日

無理矢理にでも休みなさい

会社によって、数は違うかもしれませんが、サラリーマンには「年次休暇」「有給休暇」という制度があります(以下、呼び方として「有給」と省略します)。

制度上は確かにあるのですが、会社や部署によって、取りにくいところと取りやすいところがあります。
もちろん年中無休の職場などだと、全員が一斉に休まれてはこまるので調整しているところもあるでしょうけど、調整をしてもらえるならいいほうで、「有給を取らせてください」などと言いにくい(直接的に拒否はできないので圧力がかかる程度でしょうけど)職場もあるかと。


逆に、仕事が面白くて、休日でも仕事のことばかり考えている、って言う人もいるかもしれません。

ちなみに私はどちらかと言えば後者に近いかも。
わりと仕事上の課題を「ああしたらどうだろう」「こうしたらどうだろう」と考えている場面が多いような気がします。もちろん休日も。

■休まなければできないことがある


「脳」というのは、疲労を感じにくい器官なのだそうです。

筋肉などは、ちょっと使えばすぐに悲鳴をあげますし、数日間は筋肉痛に悩まされたりしますが、脳はそんなことはありません。
知恵熱が出るなんてこともまずありませんしね。


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●脳は疲れを自覚できない
リラックスなんてしなくても、気合で乗り越えられると思い込んでいる方が少なくありません。

しかし、これは、脳科学の上からは、まったくの間違いです。理解力、記憶力、思考カ、判断力、想像力。脳のありとあらゆる能力は、適度に休息を取らない限り、低下する一方です。
 :
 :(中略)
 :
ところが、疲労に関して脳と筋肉で決定的に異なっている点があります。それは、脳は疲れていることをはっきりとは感じにくい仕組みになっていることぐす。

例えば、腹筋運動を続けていると、腹直筋などが激しく疲労してくるのを自覚することができます。ところが、記憶中心の勉強を続けたからといって、記憶を受け持っている海馬に疲労感を感じるということはありません。あるいは、思考力を働かせる仕事を続けたからといって、これを受け持っ前頭連合野に疲労がたまってきたのを自覚することもないですね。
 :
 :(中略)
 :
ところが、意外かもしれませんが、脳みそ自体には感覚神経は通っていません。脳は、全身の痛みを感じる大元なのですが、脳自体の痛みを感じることはできない仕組みになっているのです。

脳から遠く離れた足の裏や指先の感覚まで認識できるのに、脳自身の感覚が脳にはわからないというのは、一見、不思議な現象ですね。まさに、「灯台もと暗し」と言ってもよいでしょう。

吉田たかよし(著) 『脳を活かす!必勝の時間攻略法
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体力勝負の仕事は気合いみたいなものでもなんとか乗り切れますが、アイディアを出すとか工夫するみたいな仕事は、気合では乗り切れません。

私の専門で言えば、プログラミングも、体力勝負的なところはありますが、疲れてくるとシンタックスエラー(コンピュータに対する命令文が正しく書けてないエラー)が頻発するようになります。

日本語で文章を書いていても自体の論理の一貫性もなくなってきたりします。

そうなったときには、もうたいてい限界状態になってます。
でも、疲れているかどうかは認識していなくて、そういう現象を捉えて「あ〜。疲れてる」と思うだけなので、本書の言うとおり、「脳の疲労は認識できない」のだと感じます。

そういえば、CPU も同じで、周辺回路の不具合を検出することはできても、CPU の暴走自体は検出できません。
「ウオッチドッグタイマ」というのがありまして、一定期間 CPU からアクセスがなかったら、CPU 異常と判断して、CPU にリセット信号を出す仕組みが大抵のコンピュータには入っています。

CPU が暴走したからリセットがかかるのではなく、CPU の挙動がおかしくなったというのを感覚器官で捉えてようやく、CPU に異常があることが分かるんですね。

人間が考えたものだからでしょうか、脳と同じですね。

■一定時間、一定期間で強制的に休む


自分の仕事で一定以上の品質を維持しようと思ったら、大事なのは「脳を休ませる」ことだと考えます。

「休む」ではなく「休ませる」ことです。自発的にではなく強制的に。

「疲れたら」というイベントを待つのではなく、一定期間経ったら強制的に休憩モードに入ることです。

会社のルールは

 ・50分作業したら5分休憩
 ・4時間作業したら、1時間休憩
 ・5日仕事をしたら2日休憩

みたいになってますよね。

さらに、そこに有給を加えることです。

2日の週末だけでなく、1ヶ月に1〜2回は、3連休、4連休をつくることです。

そうすれば、2日の休みでは仕事モードのクールダウンはできなくとも、4日あれば結構クールダウンします。

時間ができたら休もう」では時間なんてできることはありません
1年の最初に、もらえる有給をすべて使い切るつもりで、計画表に入れてしまうことです。
そして、その日は無理矢理にでも「休む」ようにすることだと考えます。

それでもどうしても忙しいときには、出勤という選択肢も残しておけばいいです。「絶対に駄目な時以外は休み」というふうに捉えてみてはいかがでしょうか。

ちなみに私はと言うと、

 年に1度は5連休以上を取る(夏休み・正月休みをのぞいて)
 法定の3連休のときに有給をくっつける

ようにしています。守れない時もありますが…

とくに、PC や スマホ が仕事道具になっている人は、休肝日ならぬ、休 PC 日があると、きっと仕事効率が良くなります(経験談)。
1日、PC もスマホも携帯も電源OFFの日を作ってみてください。

ま、そのせいで「連絡がつかない!」と怒られても責任は取りませんが…(^^;;)



■参考図書 『脳を活かす!必勝の時間攻略法




一日を26時間に増やす35の鉄則を大公開!

灘高→東大、元NHKアナウンサーにして医師であり、衆議院議員公設第一秘書も務めた「奇跡のマルチ人間」が最新の脳科学に基づいた時間活用法を初めて明かす!
}
時間攻略の方法は3つしかありません。

 1日の実質的な時間=(24時間−睡眠時間−無駄な時間)×脳の活性度

この方程式から、1日の実質的時間を増やすには、次の3つの方法しかないことがわかります。

 1.睡眠時間を削る
 2.無駄な時間を削る
 3.脳の活性度を高める

時間の活用について、多くの本は2の無駄な時間を削るという点にばかりとらわれているようです。ただし、この方法で増やせる時間は限りがあります。1も2も引き算の項目だからです。

これに対して、脳の活性度だけは掛け算の項目だということに注目してください。

この項目が2倍になれば、実質的な時間は2倍。この項目が3倍になれば、実質的な時間も3倍になります。
}






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脳を活かす!必勝の時間攻略法
著者 :吉田たかよし
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●本書を引用した記事
 複数の仕事を並行して進めるための必須作業
 手帳と日誌は連動してこそ力を発揮する
 スタートメニューで作業効率を上げる
 必勝の時間攻略法
 AutoHotKeyでアウトルックの操作を簡単にする
 好きな曲を聞いて集中力を強化する
 要約は自分で作らないとハズレをつかむ
 2時間早く出社する
 角砂糖効果
 集中力を高める環境の作り方1:集中力を保つ方法

●このテーマの関連図書


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posted by 管理人 at 07:49| Comment(0) | 時間術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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