私はときどきあります。なんか自分が発言すると、その発言を引いて(引き継いで)話をする人がいなくて、一瞬の間をおいたり途中で別の話題になってしまったり。
■なぜ会話に乗れないのか
これはいくつかの原因があるみたいです。
自分の発言が場の雰囲気・状況にあっていない
他人の話の意味・意図を取り違えている
参加者の関係の距離感で自分だけちょっと距離が遠い
などなど。
最後の原因は、ちょっと文章にするとわかりにくいですが、ようは、もともとの仲良しグループに自分が新しく参加したような場合です。他の参加者同士は仲がいいのに、自分だけちょっと異質(まだ同化できていない)な存在、という状態です。「溶け込めていない」とでも言うのかな。
これは、新しくグループに参加すれば、どうしてもそんなもんです。グループの立ち上げから関わっていない限り、既存のグループに新しく参加するしかありません。そのときにはどうしても過去の経緯がないので、こうなります。時間が解決してくれるとしか言いようがありません。
■集中力が切れる
最初の「自分の発言が場の雰囲気・状況にあっていない」と2つめの「他人の話の意味・意図を取り違えている」は原因が似ています。
集中力
です。雑談などに集中力がいるのかというと、ちょっとそこまで…とは思いますが、何か心に引っかかるものがある時、たとえば、大失敗をやらかして「明日はお客様のところに謝罪に行かなきゃ」みたいなときは、だれかと話していても上の空になります。そこまで行かなくても、ちょっと別のことがあたまにチラチラ浮かんだりすると、会話についていけなくなって、それで無理して何かを話しても、会話の流れを遮ったり、相手がなにを言っているのかわからなかったりするものです。
決して特殊な状況ではありません。
小説を読んでいても、さっぱり小説の世界に没入できない感がある時がありますよね。
あの状態の軽いものが起こっていると思えばまあ、間違いはありません。
そういう意味で、この2つの原因は似たようなところにあります。
■集中力を高める方法
集中力が切れているときに、結構効果がありそうなのが本日ご紹介する方法。
●深呼吸する
ただ深呼吸をするだけでなく、腹式呼吸をしてください。腹式呼吸をしながら、ゆっくりと呼吸の回数を数えましょう。
10回まで数えたら、また1から・・と言う良いうに2〜3回やると良いでしょいう。肩から力を抜き、眉間にしわを寄せないよう意識しながら、体をリラックスさせて行ってくださいより効果的に深呼吸を行うことができます。
これは、極度の緊張の中で戦うスポーツ選手も実践しているテクニック。大切な会議の前や、大きな仕事を終えて気が抜けた際など、平常心を取り戻したいときにも使えます。
●表情筋を動かす
集中力,回復
今日はどうも頭の回転が鈍くて何も考えられない!! と言う日も時としてあるでしょう。そんなときは、顔の表情を意識的に動かすことで脳を刺激し、スッキリさせることができます。
ここでは、前頭葉という、予測力や判断力と機能を持っている脳の部分を刺激することができるのです。
表情筋の動かし方
目と口を最大限大きく開き同時に舌を顎につくほど出します。これを数回、繰り返しましょう。他人から見られると、恥ずかいいので仕事場や学校でする場合はこっそりやりましょう。
●つま先に意識を向ける
なんとか会話についていこうとすると、ついていけない状態があるのが余計に気になって、ますます空回りします。こういうときには、一旦「会話する」という状態を意識の外においてしまうと、ぎゃくに復帰できるようになります。
どうやるかというと、自分のつま先に意識を集中するようにします。
突拍子もない方法みたいですが、実は有名マジシャンが使っている方法だそうで、自分で試してみても効果はありましたし、ハーバードやスタンフォードといった有名大学での検証もされているらしいです。
「いまのは、ちょっと滑ったな…」「ちょっと話題がまずかったか…」などというところに意識が行くと、その後の会話の流れに乗り遅れます。それを一旦横においておくために、自分の意識をリセットするわけです。
そのために、一旦自分の体に注意を向けると人間の脳は集中力を取り戻して会話に復帰しやすくなります。
どうやるかというと、靴の先っぽが親指に当たる感触を感じるようにすることです。
足の親指の感触を感じるようにする、たったそれだけ数秒で意識が集中してきます。
●聞き手に回る
最後の方法は、しゃべって会話に参加しようとせず、聞き手に回ることです。
すべった発言をして回りをしらけさせるより、「うんうん、それで?」「それから?」と他の人の発言を促す発言だけをすることです。
他の人が面白い発言をしてくれれば、だんだんそれに引き込まれていきますし、それで徐々に集中力は回復してきます。
おためしあれ。
ちなみに、これは『暮らしに活かせるメンタリズム』という本から幾つかを引用しています。
■参考図書 『暮らしに活かせるメンタリズム』
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