最近、なにも見ずに言える電話番号が少なくなりました。
昔は、友人の電話番号くらいなら、スラスラと出てきましたし、電話番号もある程度の期間なら覚えてました。
ところが、最近携帯電話やスマホが全部代行してくれるおかげで、数字を暗記できなくなったような気がします。
■数字の羅列を暗記するのは頭の体操になる
過去記事で、「車のナンバープレートをみたら、足し算や掛け算をしてみる」という頭の体操をご紹介しましたが、本書を読んで、「ああ、たしかにこういうことも必要だよな」と思い返しましたので、最近は携帯電話の電話帳ではなく、直接ダイヤルをして電話をかけるように意識をしてます。
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携帯電話を家に置き忘れたら悲惨になる人は世の中に多いことたろう。財布を忘れても何とかなるけれども、携帯を忘れたら仕事にならないわけだ。電話を受信するためというより、ありとあらゆる電話番号を記憶させているので、持たないでいると誰にも電話やメールを送れなくなってしまう。こんな事態に陥らないようにするにはどうしたらいいか。
まず、携帯電話をもっていても、電話番号は手帳に書き留めておいて、大事な電話番号は記憶しておく。それがあなたの記憶力をいつまでも保つ秘訣なのだ。
サラリーマンの中には、毎日、腹筋だとか、腕立て伏せ、あるいはランニングなどをやっている人がいるたろう。そんな中に、計算も入れてみるといい携帯電話を使った暗記術も加えるとよい。
統計学的に見ると、やはり頭がしつかりしている人は、長生きするということになっている。
ちなみに、東北大学の川島降太教授(脳科学)の研究によると、痴呆のお年寄り(77〜88歳)に1日分、「2+3」のような簡中な計算や絵本を読むなどの「読み書き計算」をしてもらったところ、前頭葉の機能がよくなり、介護度も改善傾向が見られたという。それも毎日のように
訓練することがいいという結果も出ている。
和田秀樹(著) 『仕事力がつく!数学アタマのつくり方』
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■頭は使わなければ老化する
老化というと、お年寄りの問題だけみたいですが、人間の脳みそは20歳くらいを境に衰え始めるそうです(多説あり)。
逆に脳は筋肉と同じで使えば使うほど鍛えられるそうで、常に鍛えるようなことをしていないと、ドンドン劣化してしまうそうな。
ということで、外からの刺激を入れてやり続けることが良いのですが、そのひとつが「暗記」というわけです。
携帯電話の電話帳を使わないわけには行きませんが、極力ダイヤルパッドを使うようにしてみませんか。
■参考図書 『仕事力がつく!数学アタマのつくり方』
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