2017年12月06日

早歩きするとよく眠れる

私は結構歩くのが早い方です。道を歩いていて、後ろから来た人に追い越されたということがあまりなく、追い越すことが多いので、多分早い方なのだろうなのだろうと思っているだけですが。

この「早歩き」結構健康や睡眠にいいそうです。

■早歩きすると体温が上がる


本書『脳を活かす!必勝の時間攻略法』によると、体温で昼間と夜間で差があると、夜ぐっすりネられるそうな。

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●昼はバリバリ、夜はぐっすり! 低体温を克服して「メリハリ」人間になろう
眠っているときに体温が下がるのには理由があります。

昼間に働いてくれた脳を休ませるためには、クールダウンさせなければならないからです。意外に思う方も多いようですが、脳は人体の中で最も発熱している臓器なのです。

脳は複雑な情報処理を苦もなくやってしまう素晴らしい装置ですが、その分、エネルギー源としてグルコースを賛沢に消費してしまい決す。これに伴って、廃熱も大量に発生するのです。脳の働きはコンピュータに似ていますが、熱を発してしまうのも理屈は畿ったく同じなのです。
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 :(中略)
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冷やすことが重要だという点ゼは、脳も事情は同じです。もちろん、脳にはファンもなければモーターも内蔵されていません。脳の場合は脳髄液という液体を循環させることによって脳を冷やしています。

しかし、この仕組みでは体温と熱の交換をしているだけです。つまり、いくら頑張っても体温以下に冷やすことはできないのです。そこぐ、脳のメンテナンスを行う睡眠中だけでも、一層、体温を下げる必要があるのです。

眠りにつくと同時に、体温がストンと下がるのはこのためです。

●正しい体温を取り戻す方法
実は、睡眠時に体温をうまく下げることができない人は、反対に、昼間には体温を上げることができない傾向があります。いわゆる、低体温と言われる症状です。

眠っているときに体温が高すぎるのなら、昼間も体温が高すぎるはずだと思われるかもしれません。しかし、こうした症状の人は、体温の設定自体に問題があるわけではないのです。一日のリズムがうまくつけられないことこそが原因なのです。

ですから、睡眠中に効果的に体温を下げるには、日中の低体温症を治せばいいわけです。

日中にしっかりと体温を上げるためには、朝食を欠かさず取るようにしてください。
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 :(中略)
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そこで、私がおすすめするのは、通勤や通学で早歩きをすることです。

これなら通勤時間の節約にもなりますので、一石二鳥です。ただし、効果を高めるには、ちよっとしたコツがあります。歩くときは、背筋を伸ばし歩幅を大きくとって、ファツションモデルにでもなった気分でスタスタと早歩きしてください。

このとき、深くリズミカルに呼吸することも重要です。こうして、全身に酸素を取り込み、朝食でとった栄養を筋肉で燃焼させるのです。低体温は必然的に解消できてしまいます。頭もシャキッとしますので、午前中から仕事をバリバリこなせるでしよう。

吉田たかよし(著) 『脳を活かす!必勝の時間攻略法
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以前の記事

 15分散歩してから会社に行く

で、「音楽に合わせて歩く」というハックをご紹介しましたが、これも私の早歩きの原因かも。リズミカルな曲に合わせてスタスタあるく。


■効果があるかは?


ただし、それが実際に実感できる効果があるかと言われると、ちょっと「?」なところもあります。
というのは、私は20歳を過ぎた頃から寝付きが非常に悪くなって、いまも導眠剤ををつかってます。寝付きが悪くて寝起きがいいので、ちょっとした物音や光に反応して起きちゃう時があります。

これまた、以前紹介した

 朝スッキリ起きられるコツ:目覚まし時計編:睡眠管理アプリを使う

で調べてみると、完全熟睡時間は結構あるみたいです。要は眠りが浅くなったときにだけ周囲の状況に反応して起きてしまうだけで、ネているときには爆睡している、ということなのかもしれません。
そう言えば、以前家族が入院したときに、病院に泊まったのですが、看護師さんが夜中に入ってきても全く反応しなかったそうなので、おそらく「寝起きがいい」というのは、まだ眠いのに起きてしまったときの印象だけなのかもしれません。



■参考図書 『脳を活かす!必勝の時間攻略法




一日を26時間に増やす35の鉄則を大公開!

灘高→東大、元NHKアナウンサーにして医師であり、衆議院議員公設第一秘書も務めた「奇跡のマルチ人間」が最新の脳科学に基づいた時間活用法を初めて明かす!
}
時間攻略の方法は3つしかありません。

 1日の実質的な時間=(24時間−睡眠時間−無駄な時間)×脳の活性度

この方程式から、1日の実質的時間を増やすには、次の3つの方法しかないことがわかります。

 1.睡眠時間を削る
 2.無駄な時間を削る
 3.脳の活性度を高める

時間の活用について、多くの本は2の無駄な時間を削るという点にばかりとらわれているようです。ただし、この方法で増やせる時間は限りがあります。1も2も引き算の項目だからです。

これに対して、脳の活性度だけは掛け算の項目だということに注目してください。

この項目が2倍になれば、実質的な時間は2倍。この項目が3倍になれば、実質的な時間も3倍になります。
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脳を活かす!必勝の時間攻略法
著者 :吉田たかよし
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●本書を引用した記事
 寝るときに部屋は明るすぎず、暗すぎず
 みんなとの会話に乗れない時の対処法
 すべては掃除から始まる
 無理矢理にでも休みなさい
 やってはいけない睡眠学習
 複数の仕事を並行して進めるための必須作業
 手帳と日誌は連動してこそ力を発揮する
 スタートメニューで作業効率を上げる
 必勝の時間攻略法
 AutoHotKeyでアウトルックの操作を簡単にする

●このテーマの関連図書


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posted by 管理人 at 08:43| Comment(0) | ハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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