過去記事で何度か「ブラインドタッチのススメ」みたいな記事を書いてます。
PC操作を早くする1:ブラインドタッチを練習する
多くのブラインドタッチの練習本やツールにはアルファベットや数字キーを素早く押す方法は書いてありますが、その他のファンクションキーについては触れてません。
おそらく「これだ!」って言う方法がないんだろうと思いますが、「私が効率がいい」と思っている方法をご紹介します。
■TABキーは薬指で操作する
通常ホームポジションに指をおいたときに、TAB に最も近い位置にあるのは、左手小指です。
私のみるところ、多くの人がTABは小指で押すか、完全に手を話して人差し指で押す、というのが普通みたいです。
人差し指はホームポジションから完全に手が離れてしまうので論外としても、連続で入力するときには私も小指で押す時もありますが、多くの場合は、薬指で押してます。
この理由は、TAB は単独で押す場合と、他のキーと組み合わせて押す場合の2通りがあるためです。
たとえば、SHIFT+TAB でダイアログなどのフォーカスをひとつ前に戻すことができますが、このとき、左手小指で TAB を押すと、SHIFT が押せない…。
右側の SHIFT を右手小指で押しながら、左手小指で TAB を押すという方法もありますが、左手小指の SHIFT のほうが場所的に近いのと、押し慣れているのでミスが少ない。
で、左手小指で SHIFT を押すと TAB には小指は使えないので、いきおい薬指の出番、となります。
まず、小指で SHIFT を押さえて、その小指を回転軸にして手首をひねって TAB を押します。
CTRL と TAB や WIN と TAB も多用するのですが、CTRL+TAB は小指で CTRL を押しながら、SHIFT 同様に小指を軸にして手首を捻ります。
WIN+TAB は左手親指で WIN を押します。WIN は私のキーボードでは、薬指付け根の近くにあるので、左手親指でおそうとすると、指がホームポジションからちょっとハズレます。その勢いで薬指を動かすと丁度 TAB の上に来ているので、具合良くキーを押すことができます。
■CTRL←→CAPS
そう言えば、PC-98 の頃は CTRL が A の横にあったので、DOS/V (ふっる〜)になった頃には、CTRL と CAPS を入れ替えるツールを愛用してました。
……が、いろいろ PC を乗り換えるうちにだんだん使わなくなりました。
ひとつは、少しでも常駐ソフトを減らしたかったからというのもありますが、多くの理由が、今の私の押し方
左手小指で SHIFT しながら 左手薬指で TAB
というやり方だと、キーがあまりにも接近している CAPS+TAB より、本来の位置(ちょっと離れている)の CTRL+TAB のほうが押しやすいんですよ。
■左手親指のホームポジション
ところで、指をホームポジションに置いたときに、左手親指はどのキーに触っているでしょうか?
私は、無変換キーです。
これは AutoHotKey を導入していて、無変換キーを押しながら、いろいろなアルファベットキーを押すことで、押しにくいキーの代わりをさせているためです。
ですので、親指がややいつも内側(手のひらの下)あたりに来ています。
これのおかげで、ALT+F4 などは全く押さなくなりましたし、いちいちホームポジションから手を離さないといけないカーソルキーも触らなくなりました。
逆に、無変換を多用するもんだから、無変換のキートップはシボがとれるどころか、刻印の文字が消えかかってる…(^^;)