なにかのスポートをするときには必ず準備体操をしますよね。
私は朝起きたときに、寝ていて固まった体を動かして、今日1日活動するための準備体操をします。
脳みそも同じみたいですね。準備体操をするとちょっと良い結果が出るようです。
■頭の準備体操
多くの人がやっているかもしれませんが、ちょっと疲れてきたら、目を閉じて「ん〜〜」って伸びをしますよね。
これ脳科学的にも意味があるそうです。
そして、それは実は疲れるような作業の前にもやると効果があるのだそうです。
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●メインスイッチを ON にするには
さて、大雑把に脳の構造を理解していただいたところで、本題に戻りましよう。
一階に相当する腰虫類の脳の中に、脳幹と呼ばれる部分がありましたね。この脳幹の後頭部側に、網のような形をしたものがくっついています。これが、脳幹網様体です。
正体は、網の目のようにつながった神経細胞です。見た目が網の様だというので、そのまま、この名前がつきました。
実はこの部分が、脳全体のメインスイッチのような役割を果たしているのです。この部分が刺激を受ければ、脳全体が覚醒して、活発に働くようになります。逆にこの部分が抑えられれば、大脳新皮質は安静な状態となり、眠気が襲ってくる仕組みになっています。
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:(中略)
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●攻めの伸びで脳幹網様体を刺激する
脳幹網様体を刺激する最も手軽な方法は、伸びをすることです。
「何だ、そんなことか。伸びなら、言われなくてもやっているよ!」なんて言わないでください。
みなさんがふだんやっている伸びと、ここでご紹介する伸びとは、目的が違うのです。
普通の伸びは、休憩を取るために行います。
長時間にわたりデスクワークに励んずいると、肩が凝るなど全身の筋肉がこわばってきます。これをほぐすために伸びを行う人が大半です。
それが証拠に、伸びをした後には休憩に入ることが多いようてす。
疲れから身を守るために行ラので、私はこれを "守りの伸び" と呼んでいます。
これに対し、脳幹網様体を刺激するには、"攻めの伸び" が必要です。
守りの伸びと最も異なる点は、デスクワークを始めるときに行うということです。
脳幹網様体のスイッチを ON にするために行うのゼすから、作業の前にやらなければ意味がありません。
吉田たかよし(著) 『脳を活かす!必勝の時間攻略法』
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あまり、意識はしていませんでしたが、昔から集中力のいる作業をする前には、軽く体を伸ばしたり首を回したり、肩の力を入れたり抜いたりして、ちょっと結構を良くするようなことをしていました。
本書を読んで、なるほど経験的だったけど意味があったんだ、と気が付きました。
もちろん、集中力のいる作業の後にもやりますが、それは整理体操としての意味があったみたいです。
その他にも、脳の準備体操として
100から 7 づつ引いていく
みたいなこともちょっとやります。これ、やってみると以外に集中しますよ。
結構意識していないとできないですから。
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