キーボードの ESC や 半角/全角 キーを打とうとして、間違えて F1 キーを押してしまい、ヘルプが表示されたり、ネット検索に行ったりして、「イラッ」としたことありません?
何かのメッセージがちょっと表示されるだけならいいですが、Excel や Word、PowerPoint だとインターネットに接続に行って、しばらく待たされた上に役にも立たないようなヘルプが表示されると、「ええいっクソッ!!」怒り爆発。
■F1キーなんていらない
どうも私だけではないようで、工夫している人もちらほら。一番強引だった人は
F1キーを取っ払う
ってやった人。物理的にF1が押せないように、キートップを外してしまってました。
「いいな、それ」
と一瞬は思ったのですが、所詮シミッタレなので、壊しちゃうのはちょっと気が引ける…。
でも、あの「イラッ」の瞬間はなんとかしたいので、AutoHotKey に設定をしました。
設定自体は簡単で、AutoHotKey のスクリプトに
◇――――――――――――――――――――――――――
F1:: Return
――――――――――――――――――――――――――◇
って書くだけです。
これで F1 キーを押してしまっても何も起きません。
■ヘルプが見たいときの回避策も必要
でも、実際にヘルプが見たくなったらどうするかというと単にメニューから「ヘルプ」って選ぶだけです。通常はメニューの一番右側にあります。
ヘルプなんてそんなしょっちゅう使うものでもないし、多少開くまでの操作回数が多くても問題になりません。
一番良い位置にワンタッチで起動するようにしている必要性がない
■アプリごとに設定を変える
良い場所は別の機能に譲りましょう。
F1キーは、操作してしまってヘルプが立ち上がって、イラッと来るくらいなので、押しやすいキーです。
ということはよく使う機能に割り振り直したほうが得策。
たとえば、私は UWSC のソースをいじっているときには、UWSC の関数ヘルプを開くようにしています。
Chrome や IE、Edge などを操作しているときには、ブックマークが開くようにしています。
これも AutoHotKey を使えば割りと簡単にできます。
アクティブウインドウのタイトルを見て、切り替えをするだけです。
ここのやり方については、検索すれば山のように出てくるので、そっちを参照してください。この記事では省略。
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