2018年01月30日

ロバート・フェルドマンのビジネスマンに読んでほしい本1


著名エコノミストのロバート・フェルドマン氏が薦める本のご紹介。

簡単にフェルドマン氏について。
◇――――――――――――――――――――――――――
アメリカ合衆国テネシー州オーク・リッジ出身。東欧ユダヤ系。1970年にAFSの交換留学生として初来日。愛知県名古屋市の南山高等学校にて学ぶ。イェール大学(経済学・日本研究学士)を経て、マサチューセッツ工科大学において経済学博士を取得。野村総合研究所、日本銀行で研究業務、その後国際通貨基金(IMF)勤務を経て、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券において主席エコノミストを務めた。


2009年現在[3]、モルガン・スタンレーMUFG証券において日本担当チーフアナリスト及び経済調査部長を務める。他に、経済財政諮問会議に設けられた「日本21世紀ビジョン」専門調査会の「経済財政展望」ワーキンググループ委員も務める。
専門分野は、マクロ経済および金融構造論。

出典:
Wikipediaより
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テレビなどでも活躍されてますね。
紹介の引用は『フェルドマン式知的生産術』より。

結構多いので、何回かに分けてお送りします。
どれも良書です。私のおすすめ本よりはよっぽど役に立つかも。



■『情念の政治経済学


著者:アルバート・O・シューマン
国王が戦争ばがリしていた時代との対比を通じて「憤本主義は経済発展によって平和をもたらすか」という経済思想史のテーマを論じています。

・アマゾンの解説:
〈情念〉の否定と抑圧に忙しい17世紀の思想界に〈利益〉という新しいパラダイムが登場するや、利欲をして諸情念を調教せしめ、もって社会の安寧をはかろうとの志向が高まる。啓蒙期の論争を辿って、M.ウェーバーとは異なる角度から資本主義のエートスを発掘する。


■『マクロ経済学


著者:ルガードフィッシュ
和訳は広松毅訳、坂本市郎訳などがあります。
経済をモデルで考えるための入門書です。

・アマゾンの解説:
マクロ経済学における現在もっとも標準的で定評ある入門書です。やさしい文章と多くの図・表を用いてマクロ経験学の基礎をわかりやすく解説しています。原書第6版をもとに改訂を行い、随所に日本の経済データを取り入れ、解説を加えました。またアメリカのデータもともに1995年まで取り入れました。現実のデータを見ながら、現実のマクロ経済の動き、経済政策および国際経済における問題点にまで言及しており、理論の解説にとどまらず、生きた現実経済への興味に十分応えうる内容となっています。

■『戦前期の日本経済成長の分析


著者:中村隆英
戦前の日本経済を単純な産業関連表モデルを使って分析した本です。
理論モデルを実際問題に応用するのもこの本に影響を受けて始めたものです。

・アマゾンの解説:
明治初年から太平洋戦争前夜までの日本経済の発展を,数量経済史の視点から,マクロ的に分析.日本資本主義論争以来「通説」となっていた戦前の日本経済のイメージを,実証分析によって書き改めた画期的な研究.

■『ジョン・メイナード・ケインズ


著者:ロバート・スキデルスキー
経済学者ケインズの電気です。
経済学者としてだけでなく、ビジネスマン、知識人としての側面を描いています。第1巻の『裏切られた期待』はもっとも印象深い内容でした。

■『問題をどう解くか: 問題解決の理論


著者:ウェイン・A. ウィケルグレン
課題を解決するにはなにをすればいいのかを論じ、「問題にあったキーワードを開発する」「問題を簡単な図形にする」等のヒントを述べています。

・アマゾンの解説:
ポリアの『いかにして問題をとくか』の影響を受けつつ、それよりも体系的に問題解決の理論を解説。著者は実際に本書の方法をマサチューセッツ工科大学の学生に実践させ、問題解決能力を大いに向上させたという。書きぶりは懇切丁寧で、初等的な数学の問題やパズルを解きながら、著者が小出しにするヒントをもとに、読者がみずから考えることのできるよう書かれている。数学力・論理的思考力を鍛えるための必読書!

■『ラング線形代数学


著者:S.ラング
「行列」の教科書で、本格的な数学の本です。ポール&スティックモデル(『フェルドマン式知的生産術』のなかで説明)はこの本からの引用です。

・アマゾンの解説
『解析入門』をはじめ、すぐれた教科書の書き手として定評のあるラングは、プリンストン大学でエミール・アルティンに学んだ代数学者であった。本書もまた学生向けの教科書であるが、他分野への応用を視野に入れつつも、名教師の平易な解説によって、群・環・体の代数的構造を俯瞰する抽象の高みにまで学習者を誘う。


■『孫子の兵法


著者:孫子
いわゆる「孫子の兵法」として日本でも大変良く読まれている書物です。
様々な解説本、訳本が出ています。私が社会問題を数字を使って分析するようになった原本ともいえる本です。本書『フェルドマン式知的生産術』の「京子の兵法」のレポートは、この「孫子の兵法」がベースになっています。

・管理人:
 このタイトルの本は非常にたくさんあるので、本へのリンクは無料本にリンクしてあります。
 是非どうぞ。

・アマゾンの解説:
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読者から反響が大きかった田口佳史の老子・孫子シリーズ

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 「出たとこ勝負」は敗者の戦い方
 強い相手には「懐に飛び込む」
 常に「相手の優位に立つ」ことを考える
 最後に勝つ人の「感情の整理法」
 整理整頓能力のある人は「頭が切れる」
 相手の「本心」を徹底的に引き出す
 逆境にあっては「心の支え」が必要

この「合理的思考」が、あなたの仕事を今日から変える!



■参考図書 『フェルドマン式知的生産術




本質を無駄なく、シンプルに人に伝える。言葉の壁、時間の壁、文化の壁を乗り越える。
そんな、アナリストのスキルが、いま、どんな仕事にも必要とされています。
WBSコメンテイター、モルガン・スタンレーMUFG証券チーフ・エコノミストによる、思考法 仕事術の教科書。
ロングセラー『一流アナリストの「7つ道具」』をケースススタディを中心に大幅増補し、新たに「結合力」の章を加えました。





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フェルドマン式知的生産術
著者 :ロバート・アラン・フェルドマン

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●本書を引用した記事
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 主張を通すには主張を一言で言い表す
 ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す1
 ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す2
 意見が対立する3つの条件
 チームに必要な2つのスキルを育てる

●このテーマの関連図書


フェルドマン博士の日本経済最新講義

悩みどころと逃げどころ(小学館新書ち3-1)

昭和史戦後篇1945-1989(平凡社ライブラリー)

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生…

本物のデータ分析力が身に付く本(日経BPムック)

ハーバード流交渉術(知的生きかた文庫)



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posted by 管理人 at 10:26| Comment(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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