2019年07月01日

かな漢字変換のモードを間違えなくする方法



私のキー入力速度はだいたい1秒あたり4〜5キー。ちょっと考えながらだと秒間 3キーくらいに落ちますが。

で、よく失敗するのが

 日本語入力の入力モードを勘違いしてキー入力を始てしまう

ことです。

たとえば、英語のメールを書くときに、メールの編集画面を開いて


 Hello! ***

って打つと、なんと日本語入力モード(ローマ字)になっていて

 へっぉ!

って表示されちゃいます。まあ、焦らずに CTRL+O って押せばいいだけのことなのですが、間にリターンキーを押しちゃったりするともう一度入力しないといけなくなる。

ちなみに、Typect っていうフリーソフトでキーのタイプ数をカウントすると、BS キーがダントツだったりする。


■日本語の入力モードは反転させてはいけない


なんでこんな間違いが起きるのかというと、

 半角/全角キーで入力モードを反転させる

というところに問題があるようです。要は、今の状態の反対にするためには、今の状態の把握が必須なのですが、今の状態を知らずにとりあえず反転させると、結果として今の状態が良かったという場合が結構出てきます。


 期待するモード   今のモード
 日本語        日本語
 日本語        英数

入力を始めようとするとき、この2つの組み合わせがあるわけですね。

すでにローマ字モードなら、モード切替は必要ないわけです。これを反射的に半角/全角キーを押してしまうと、思わぬ結果になるわけ。

ようは、期待した動作にするためには、現状に依存した入力モード切替ではなく、必ずこうなるという入力モード切替が必要なわけです。

■一方通行の入力モード切替


ということで、日本語入力の設定でキーのアサインを変えてしまいました。

 半角/全角キー : 日本語(ローマ字)入力
 CAPSキー    : 直接入力

これなら、間違いようがありませんし、必ず意図した結果になります。

■アプリケーションで固定する


もう一つの方法は、アプリケーション毎に固定してしまう方法です。


たとえば、エクスプローラのメイン画面では日本語を使うことはありません。私の場合ならファイラーにウィンドウを切り替えた時点で、かならず英数直接入力モードになってくれていればいいわけです。

ただし、いつも英数直接入力を使っているわけではなく、ファイル名の変更などをするときには日本語も使います。で、Windows君は微妙にお利口なので、それを覚えててくれるわけです。そうすると、キー入力してから「あれ?」になります。

これは別記事

AutoHotKeyでIME制御2:IMEの状態をアプリごとに固定する方法

に具体的なツールの導入方法に書きましたので、そちらを参照。

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posted by 管理人 at 06:09| Comment(0) | PCアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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