同じアプリで複数のウインドウを開いていて、そのウインドウを相互に行き来したいときに、ALT+TAB で切り替えます。
ところが、よく失敗するんですよ。
たとえば、
1.EXCEL ファイル A
2.EXCEL ファイル B
3.Outlook
みたいな状態で、ファイルの A と B を交互に切り替えながら作業していると、ふとした拍子に ALT+TAB を押しすぎて、Outlook が表示されちゃうことがあります。
で、「しまった〜」って再び A に戻ると、次に ALT+TAB で切り替えると Outlook が出てきます。これには「カッチーン!」とくる。
■Sakuraエディタのすごい切り替え機能
Sakura エディタには、「次のウインドウ」という機能があります。
これは ALT+TAB によらず、Sakura エディタの次のウインドウに順番に切り替えてくれる機能です。
これは非常に便利で、ふと別のアプリを参照したあとに、Sakura エディタにもどれば、あとは Sakura エディタないでファイルが切り替えられるんです。
ちょっと説明するのが難しいですが、同一アプリで複数のファイルを参照するような作業をするときには、この機能はとっても便利です。
一度使ってみてください。もう2度と手放したくなくなりますから。
私は CTRL+N にこの機能を割り当てて便利に使ってます。
しかし! 他のアプリでは当然ながら使えません。
■WIN+数字キー
以前の記事で、WIN+数字 キーでタスクバーにあるアプリを起動できるという記事を書きました。その応用として、WIN+数字でそのアプリだけ巡回できるんです。
たとえば、タスクバーに左から
[スタート] [エクスプローラ] [アウトルック] [エクセル]
みたいな順番に並んでいるときに、エクセルを立ち上げるには
WIN+3
って押すとエクセルが立ち上がります。
で、このあと、エクセルで、ファイル A、B をこの順番に開いたとすると
WIN+3
を押すと、ファイル A が選択されます。そのまま WIN キーを話さずにもう一度 3 キーを押すとファイル B に切り替わります。
つまり、ファイルを開いた順番にアクティブウインドウを切り替えられるということです。
■ファイルを開く順番を覚えておく
この機能をうまく活用するためには、複数のファイルを開くときには、ファイルの開く順番を意識することです。
たまたま近くにあったファイルを開くのではなく、いつも同じ順番でファイルを開くようにすること。
バッチファイルで開くようにすると必ず一定の順番になります。
渡しの場合、週報を書くときには、参考にする資料はいつも一定なので、"editwreport.bat" っていうバッチファイルを作って、そのバッチファイルで関連ファイルを開くようにしています。
また、最初に開くファイルは一番よく使うファイルにしておくと、WIN+数字 一発でそのウインドウに戻ることができるので便利になります。
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