Windows って立ち上げると、たいていは画面の一部を専有する形でアプリが立ち上がります。
…って、言い方が難しいですが、アプリは画面の上下左右に隙間を作った状態です。
個人的にはこの状態は非常に使いづらいです。単純に表示面積が小さくなるので見渡せる範囲が狭い。
で、ウインドウ表示をちょっと変更してやると画面いっぱいが使えるようになります。そんなときにキー一発でやれるショートカットキーを覚えていると面倒がありません。
■ウインドウ表示を制御するショートカットキー
原則的には、私はほとんどすべてのアプリを画面に最大化して使います。
そのときに使えるキーは
WIN+↑
これで、画面いっぱいにウインドウが広がります。
もちろん、ウインドウの右上にある□のボタンを押してもいいですが、マウス操作よりもキーボード操作のほうがすばやくできます。
さらに、別記事にも書いたように、よく使うキーはアルファベットキーに割り当てておくと、手がホームポジションから離れないためすばやく本文の入力ができます。
私は
[無変換]+Q
のキーに AutoHotKey を使って定義しています。
vk1Dsc07B & q:: Send, #{Up}
2つのウインドウを見比べながら作業するときには、画面を半分に分割します。
WIN + → 右寄せ
WIN + ← 左寄せ
です。当然、ウインドウの切り替えは
ALT+TAB
ですね。
これも上記と同様、AutoHotKey でアルファベットキーに再割当てしています。
これだけ知っていれば、ウインドウの操作はかなり快適になります。
繰り返しこのキーを押すと、順番に移動してモニタを一周するので、この後に紹介する機能は実は知らなくても問題はないのですが、知っていればキーを押す回数が少なくなりますので、「可能なら覚えておいたほうがいい」レベル。
■2台モニタの操作
もし、2台のモニタを繋いでいるようでしたら、
WIN+SHIFT+→
を覚えておくと、すばやくモニタを切り替えることができます。押す矢印キーは、2画面モードなら、→(右矢印)でも←(左矢印)でも機能は変わりません。ひとつだけ覚えておけば十分。
よくプレゼンをしているときに、2画面を使っていて、メインモニタからプロジェクタ側にアプリを表示させるのに、ウインドウをマウスでずるずる引っ張ってくる様子を見ます。
あ〜。5秒損したな。
それを長いと感じるか、短いと感じるかh人それぞれですが。
私は、作業は 1 秒でもすばやくやりたいので、
WIN+SHIFT+→
WIN+↑
の2アクションでプロジェクタ側で最大化できます。
■その場で縦だけ最大化
ウインドウの幅を変えずに、その位置で縦方向に最大化するには
WIN+SHIFT+↑
です。ワタシ的にはキーボードでこの操作をする頻度は高くありませんが、こちらは uwsc を常駐させて、
エクスプローラ、Chrome、インターネットエクスプローラ
がアクティブになったら自動的に、縦最大化をするようにしています。
使わないスペースを作るなんてもったいない…。
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