我が家には過去に購入してもう型落ちになったノートPCやタブレットが結構あります。
別に壊れたとかではなく、古くなって処理能力も「ちょっと…」な状態になったので、新しいPCを買っただけのことなのですが、捨てるにはちょっと惜しい…。
ということで、古くなったPCやタブレットの活用方法について
■NASとして利用する
NASというのは、コンピュータ屋ならよく使う単語ですが、あまり普通には馴染みのない言葉かもしれません。
NAS = network attached storage
ということで、ネットワーク上にあるハードディスクです。
通常、ハードディスクというのは、USB や IEEE1394 などの LAN とは異なる通信方式でPCにつながっています。
ところが、ネットワーク上にHDDをつなげれば、いわゆる「サーバ」になって、複数のPCから参照したりできるようになるので、とっても便利なんですよ。普通サーバなんて趣味で買えませんよ。高くて。
これを実現するのが、Windows で言うところの「ファイル共有」の状態です。
単なるファイル共有なので、作業はとっても簡単です。
ネットワークに繋いだ状態で、特定のフォルダに共有を設定するだけです。
まあ、共有の仕方は、ちょっとググればいっぱい出てくるので省略。
共有だけなので、PC の処理能力はほとんど関係ありません(大量の読み書きだとちょっともたつきますが)。
普通に動画も見られます。
自宅でファイルサーバを作って、動画や写真を家族で共有すると、結構便利ですよ。
■モニタを利用する
もう一つのリソースはモニタ。本日はこちらが本題。
処理能力が遅いPCなので、それで何かの作業をしようとすると、アプリが古かったり、新しいアプリを入れると処理が遅くてとても実用にはならないわけだから、PC を新しくしたわけです。
でも、モニタに問題があったわけではありませんよね。
だったら、これを今のPCの外付けの拡張ディスプレイにしてしまおう!
今使っているPCの横に並べて、このソフトを使います。
https://www.spacedesk.net/
これを今のPCと古いPC(タブレットでも可)にインストールして、ネットワークで繋ぐと、今のPCの拡張ディスプレイとして使えます。
表示専用なので、多少処理性能が悪くても問題ありません。
まあ、いまどきモニタなんて凝らなければ、1〜2万円で買える代物ですが、せっかくあるものなので、PCが死ぬまで徹底的に使ってやりましょう。
設定方法はインストールするだけで動くので大して迷ったりしませんし、初期値のままでも問題になりません。
ひとつつだけ、初期値のままだと画面解像度をいっぱいに使わないので、
Setting→Resolution
で解像度はハードウエアにあったものにしておきましょう。
ついでに私は起動したらすぐにすべての表示エリアを取得するように
Setting→Fullscreen upon Connect
にしてあります。
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