仕事は顔見知りとだけの関係で進むことはまずなく、多い人は年間に何十人も、少ない人でも年間に数人は、初対面の人ができるでしょう。もちろん、その中で長期的な関係ができるのは僅かなのかもしれませんが。
初対面の人にあったときには、誰しも緊張します。
どんな人だろう
怖い人かな、優しい人かな
理屈っぽい人かな
いろいろ心配になりますよね。これは経験に依存しません。もちろん場数を踏めば、それが顔に出なくなりますし、緊張も少なくなる(抑えられる)かもしれませんが、やっぱりちょっとドキドキします。
■初対面で緊張を抑える方法
初対面で緊張していると、思わぬ失敗をしたり、雰囲気を良くしたりすることができません。
もちろん、自分の性格や、相手の性格によってもいろいろうまく行かないことがあります。それが2回、3回と会ううちに徐々にお互いの押しどころととか引きどころ、あるいは、ツボみたいなものがわかってくるものですが。
ただ、やっぱりそういう場を読んで空気を作れる人っていうのはいます。若くて経験が浅くても上手な人は上手です。
下手な人は、なかなか難しいです。
私もそういうのはとっても不得手です。
特に、懇親会に行きましょうよ、とか誘われると、「え?? 何を話せばいいの…??」とかちょっと固まっちゃう。
で、なるべくそうするように心がけているのが、こちらに書いてあったこと。
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●初対面で必ず好意を持たれる振る舞い方
私は何年にもわたって、短い期間で相手と良い関係を築くテクニックについて研究し、伝授してきた。
良い方法はたくさんあるが、共通する問題がひとつある。
それは、自分の行動に全力で注意を払わなければならないということだ。
それが故に、「初対面の相手とリラックスした関係を築く」という、本来の目的から逸れてしまう。
そこで、私はもっと良い方法はないかと長年考え続けてきた。
そしてついに、一瞬で親密な関係を築き、相手に自分の話を聞いてもらい、自分のことを好きになってもらい、思惑通りに動いてもらう最短の方法は、単に「既にそうした関係であるかのように振る舞う」ことだと気づいた。
多くの場面でこの方法は大きな効果がある。
話している相手が長年付き合っている親友だと想定すると、ボディランゲージや話し方が変わってくる。
もし、最近入ってきたばかりの上司との関係を親友であるかのように想像できれば、現実にそうであるかのように行動することができるようになる。
ボディランゲージも、表情も、声のトーンも、使う言葉も、親友に対してするような親しみのこもったものになる。
すると相乎もこれに無意識に反応し、実際よりも互いのことをよく知っているかのように感じる。
あなたの態度がわずかでも変わると、関係全体に大きな効果を与えるのだ。
ヘンリック・フェキセウス(著) 『影響力の心理~The Power Games~』
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言葉遣いで、いきなり「おまえ〜」みたいにやるとさすがに失礼になるので、「御社は〜」みたいな言葉遣いをしますが、ボディランゲージはなるべく友達と相対しているかのように、フレンドリーに、なるべく物理的な距離が近づくような態度で接します。もちろん、側に行くと逃げちゃう人もいますが。
それでも何度か接近を試みていると、だんだん打ち解けやすくなってくるようです。
基本的には、相手に壁を作っていると意識させないような行動をすることです。
そうすると、1回目の打ち合わせから、わりと話がトントン拍子に進むことがある(「必ず」とは言いませんが)みたいです。
■参考図書 『影響力の心理~The Power Games~』
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●本書を引用した記事
不快な状況を受け入れない
〜だったのに、〜すべきだった、〜すればよかった
ないものはない!あるものはなんじゃ!
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