2019年11月25日

飽きたときは、体むより異質な作業をやってみよう


人の集中力というのは限界があって、あまり長時間は続きません。一説には1時間とか2時間とか言われてますね。

ところが私の場合、「ちょっと頑張ったから休憩しよう」と休憩モードに入ると、そのままになっちゃうことがよくありました。「ちょっとの休憩」でコーヒーを淹れに行き、ついでにそこにいた人と与太話を初めたりして、次の作業を始めるまでの時間が30分になり、1時間になり、次にもう一度集中するために恐ろしく時間がかかったり、精神力を必要としたり。


■仕事モードを解除しない


実はタスクというのは多層構造になっています。

ベースにあるのは、多くの作業をこなして目標を達成するという、いわゆる「仕事」という状態。その上に、「プロジェクトを進める」という作業があって、その上に「活動の成果を整理する」という作業があって、更にその上に「データを分析する」みたいな作業が必要になっています。

つまり

  データを分析する
  活動成果を整理する
  プロジェクトを進める
  仕事をする

という階層が積み上がって、実際の作業はこの一番上の「データを分析する」というプロセスをやっているわけです。


で、「データを分析する」というのは、注意して元データを層別して、それを Excel に書き写さないといけないわけです。

これに1時間もかかると、「ちょっと休憩」というわけで、「仕事」という一番ベースのところまで状態を解除しちゃうから、もう一度

 「仕事」→「プロジェクトを進める」
  →「活動成果を整理する」→「データを分析する」

という意識を積み上げ直す必要が出てくるわけです。

私の休憩は、このすべての階層を一度止めてしまっていたんですね。
これがいちどリセットされてしまうと、積み上げ直すのがすごく大変なわけですよ。


■飽きたときは、体むより異質な作業をやってみよう


ただ、上から2階層目の「活動成果を整理する」というタスクは、他にもまだやることがあるわけです。たとえば、PoewrPoint で決められたフォーマットに従ってファイルを作るとか、一緒にプロジェクトをやっている人に進捗状況を聞きに行くとか。

★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●飽きたときは、体むより異質な作業をやってみよう
よく仕事や勉強が思うように進まない理由に、「飽きっぽさ」をあげる人がいるが、これはとんでもない誤解だ。人間だったら、だれでも飽きることはある。問題は、飽きて能率があがらなくなるか、飽きても能率があがるかにある。

ここに、人によって差が出てくるのだ。「飽きっぽいから、いくらがんばってもダメなのさ」という人は、おそらく、飽きたことを、疲れなどと同じに考えて、一体みしてまたやろうと考えるのではないだろうか。

しかし、「飽き」は疲れとは違い、心理的飽和現象といって、ある方面に向かった関心とか吸収能力が、満杯になってしまうことをいう。だから、休んだだけでは、この満杯状態はそのまま保たれ、さらにつぎこもうとしてもこぼれてしまうだけだ。

そうしないためには、体むより、しばらく異なった方面へ関心を転換して、最初の作業の飽和状態を解いてやらなければならないのだ。

たとえば、たくさんの ○ 印を書く作業をさせて、「飽和」の程度を調べる実験でも、途中で文字とか絵をかかせるという異質な作業をさせると、能率の低下を防げる、という結果が出ている。つまり、英語の勉強のあとは数学、物理に飽きたら文学作品を親しむ、といった要領で目先の変わった作業で、飽きを解消させればいいのである。

多湖輝(著) 『自己暗示で一生が変わる
――――――――――――――――――――――――――――★


そう。休憩ってこういうことをやることなんですね。

つまり、

 ・「考える」作業をしたあとは
  ひたすら手を動かすだけの作業をする
 ・「計算する」という作業をしたあとは
  ネットで事例を調査する
 ・PCに向かってひたすら何かを打ち込み続ける
  次には、他の人に話をするような作業をする

みたいなことをすると、仕事は進んでいきますし、気分転換にもなります。

1日の作業計画をたてるときには、こうした組み合わせを意識すると、仕事がはかどりますよ。



■参考図書 『自己暗示で一生が変わる




多湖輝(著)  1日1践!『かんたん「自己暗示」で一生が変わる』





◆アマゾンで見る◆◆楽天で見る◆◆DMMで見る◆

自己暗示で一生が変わる
著者 :多湖輝
楽天では見つかりませんでした
自己暗示で一生が変わる
検索 :商品検索する



●本書を引用した記事
 圧倒されそうな相手の前では、意識的にゆっくりした動作をとろう
 言葉に出して言ってレまうと、平静になれる
 どんなマイナス状態も克服できる

●このテーマの関連図書


暗示で心と体を癒しなさい!

願いがかなうクイック自己催眠

あなたの能力が目覚める自己暗示術

自己暗示〈新装版〉

マインドセット「やればできる!」の研究



■同じテーマの記事

プロジェクトを最短で終わらせる方法

あるプロジェクトの計画をたてるときに、関係者に予想工数を出してもらいますよね。予想工数ってどのくらいマージンを取ってみなさんは回答するでしょうか?予想工数は90%何かの調査で、予想工数というのは、人によってもばらつきがありますが、9割ぐらい確実にできる値を出すそうです。例えばあるタスクが「20時間かかります」と言われた場合、9割の確率で20時間以内に収まるということ。でも内心は「15時間くらいかな〜」なんて思ってるわけです。でも、もし出来なかった時スケジ..

デスクトップにファイルを保存しない

ファイルを作りかけているときに次の会議の時間になっちゃった、とそんなときに「名前をつけて保存」ってやるとデスクトップかドキュメントフォルダが最初に開いてきます。「ええい!いちいち別フォルダを開いてられるか!」ってそのままデスクトップに保存しちゃったりしません?以前はよくやってました。そのおかげで、デスクトップにはいろんなプロジェクトのファイルがごちゃごちゃにおかれて、せっかくの壁紙もアイコンだらけで見られないくらい。それが大事な時間を奪うことになるんですよね〜。..

聞いてほしければ指で指す

打ち合わせや交渉で、言葉だけで話すよりも、動作を入れたほうが効果的に相手を説得できます。よくプレゼン関係の書籍では、当たり前のように書いてありますが、実際に活用している人は多くありません。逆を言えば、これを自然にやれるようになると、とても効果的なわけです。同じことを言っても、数段説得力が上がります。なにも、ちょっと話をするときに、演壇を用意して、プレゼンみたいにかっこよくやれというわけではありません。1秒あればできま..

メモの3S_前半

ノートや手帳にメモをしてますか?それ、役に立ってますでしょうか?ノートにしたメモは役に立たない私もかつては、1冊のノートにメモだろうが考えたことだろうが、とにかくなんでも書き込んでました。しかし、よくよく振り返ってみると、半年後にそのノートを見なおした時に、何が書いてあるかわからない。最悪は文字自体が判別できない(^^;;。たとえば、誰かと話をした時のメモ。・担当はさん・〜12/12・PT処理能力3s未満1ヶ月必要クラウド..

やることリストとやらないことリスト

いろいろな作業を経て完成する仕事(GTDではプロジェクトと読んでますね)があった時に、よく「作りなさい」問われるのが、計画化と「やることリスト」です。これはベースになっているのは、「やることリスト」であって、それを時系列に並べたものが計画です。みなさんはやるべき作業をどのようにまとめていますか?上司の指示、クライアントとの打ち合わせでできた宿題、自分自身で..

判断と決断

大事なことは3秒で決める!ファミレスのメニューは3秒で決めろ!どういうわけで、「素早く決める=3秒」というのが普通の時間感覚のなのかよくわかりませんが、ビジネスにおいて、意思決定者は素早く意思決定することが大切だ、みたいな説があります。まぁ、「ファミレスのメニュー」と「大事なこと」が同列に扱うのもどうかと思いますが、まぁ、ほんのタイトルなので、そこは置いておいて…。判断と決断上記の本で筆者が推奨している「決める」と言うのは、決断することを言って..

posted by 管理人 at 17:14| Comment(0) | 時間術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: