2021年12月06日

1日ごとに差が開く天才たちのライフハック



ウォルト・ディズニー、フョードル・ドストエフスキー、アレクサンダー・フレミング、J・K・ローリング、イチロー・・・
世界に名を馳せた天才・鬼才たち。その人達は、当然ながら他人にはない才能で世界を驚かせたのですが、単なる才能だけでそこにたどり着いたわけではありません。誰にでもやれる小さな努力を、他人が真似できないほど圧倒的に続けてきたからこそ、そこにたどり着いたのです。


■圧倒的な天才たちの圧倒的に小さな努力


圧倒的な成功を収めた天才≠ニ呼ばれる人たちと、私たち一般人のなにが違うのか?

最新の研究では、先天的な才能とは別に、日々の習慣が人の成功に影響を及ぼしているとしています。そこで本書は、古今東西の天才≠スちが駆使してきたライフハック――習慣に焦点を当てて紹介しています。
たとえば、大文豪アーネスト・ヘミングウェイが立ちっぱなしで小説を執筆していたことや、あのApple創業者スティーブ・ジョブズが、常に泣く習慣を持っていたことなどは、ほとんど知られていません。本書では、こうした習慣の内容だけではなく、それが彼らの業績にどのように影響したのか、科学的にどのような効果があったのかを、詳細に解説ています。

非才な身で、彼らほどの努力は市内にしても少しだけでも近づいていきたいですね。

■目次


第1章 集中力を強化するライフハック
・自分の残りの寿命を確認する パトリック・コリソン
・ランチを減らして集中力を高める ウォルト・ディズニー
・ささいな問題は予め選択肢を決めておく リチャード・ファインマン
・立って働く アーネスト・ヘミングウェイ
・仕事は核心部分から手をつける アガサ・クリスティー
・スケジュールを5分単位で管理する イーロン・マスク
・「この仕事が最後」と考える フョードル・ドストエフスキー
・あえて、うるさいところで考える フォン・ノイマン
・朝には目標を、夜には課題を書いてみる ベンジャミン・フランクリン
・単純な仕事は音楽の力を借りる ジョナサン・アイブ
・自己流のドーピングに身を任せてみる オノレ・ド・バルザック
・自分が楽しむことを仕事の目標とする アレクサンダー・フレミング


第2章 アイデアが湧いてくるライフハック
・毎日5分、ひとつのアイデアを考える 孫正義
・メモから過去の知恵を借りる クエンティン・タランティーノ
・アイデアはカラフルにまとめる J・K・ローリング
・世の中の2年後を予測してみる 是川銀蔵
・自分をバカだと思ってみる 広中平祐
・毎日インスピレーションを得る 小島秀夫
・子どもの遊びを仕事に導入してみる イヴ・サン=ローラン
・アイデアが欲しいときは散歩をする ルートヴィヒ・べートーヴェン
・感動は隠さず表に出す スティーブ・ジョブズ
・どうせなら夢を語る ラリー・エリソン
・何よりも見せ方を工夫する トーマス・エジソン
・ヒットコンテンツの秘密を探る 菅野よう子
・困ったときのフレームワークを持つ ダン・ハーモン

第3章 仕事の生産性を上げるライフハック
・身近な人に客観的な意見を聞く エンリオ・モリコーネ
・苦労をせずに結果を出す方法を考える 鳥山明
・寝る前に次の日の仕事を始める デミス・ハサビス
・ダメなものはダメだと言う リーナス・トーバルズ
・まったく違った代案を作ってみる サム・ライミ
・本はノートのように使い倒す アイザック・ニュートン
・理念は自分が率先して取り入れる インクヴァル・カンプラード
・2つ以上の仕事を同時に処理する カール・マルクス
・状況によりコンテンツを変化させる ジェイムズ・ヘットフィールド
・相手を言い負かす技術を知っておく アルトゥル・ショーペンハウエル
・小さなヒントから全体像をつかむ ジョセフ・ベル
・重要な情報は丸ごと暗記する ウォーレン・バフェット
・技術の不足は得意分野でカバーする J・R・R・トールキン
・作業のプロセスはすべて記録しておく ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
・与えられたものを、そのまま使わない 中村修二
・デスク以外の場所で働く リード・ヘイスティングス
・「普通の人」が好むことに合わせる ヨハネス・ケプラー
・意思決定にはチェックリストを使う マリッサ・メイヤー
・批判的思考を止めない アラン・デュカス
・才能の出し惜しみはしない ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
・他の人の仕事にも関心を持つ フランシス・クリック

第4章 ストレスに打ち勝つライフハック
・ルーティーンでストレスを緩和する イチロー
・仕事と正反対の趣味を持つ ルイス・キャロル
・自分のことを三人称視点で語る ユリウス・カエサル
・自己暗示の呪文を言う ロニー・コールマン
・頭の中のビデオテープを再生する マイケル・フェルプス
・短い詩を書いて心を整える ジェームズ・クラーク・マクスウェル
・毎日30分間を使って瞑想する ジャック・ドーシー
・たびたび目を閉じる ポール・ゴーギャン
・常に最悪の状況を想定する ドナルド・トランプ
・情報を身を護る盾とする ジョン・エドガー・フーヴァー
・手紙で思考を整理する フィンセント・ファン・ゴッホ
・いつも朝に同じアルバムを聴く リュック・ベッソン
・自虐的なユーモアを使いこなす アレクサンドル・デュマ
・カンニングをしてみる バラク・オバマ
・不利な時には意外な手を使う 羽生善治

第5章 学び、自らを高めるライフハック
・仕組みは極限まで簡略化する ジェフ・ベゾス
・情報は直接手に入れる スティーブン・スピルバーグ
・名言を壁に貼って毎日それを眺める ピーター・ディアマンディス
・死ぬまで日記を書き続ける レオ・トルストイ
・刺激を与えてくれる友を持つ クルト・ゲーデル
・問題は分けて解決する イングヴェイ・マルムスティーン
・文系は理系の 理系は文系の知識に触れる ヴィタリック・ブテリン
・毎朝15分を将来に投資する サティア・ナデラ
・読書で自分の知らない世界に触れる ビル・ゲイツ
・毎朝10分最も大事なことを勉強する ロンブ・カトー
・勉強は理論と実践の両輪とする ブルース・リー
・外国語の習得を諦めない 李嘉誠
・時と場所を選ばず読書する ナポレオン・ボナパルト
・調子を維持するためには何でもする マライア・キャリー
・自分の日常を録画しておく ヒース・レジャー
・使ったお金をすべて記録する ジョン・ロックフェラー
・記憶は結びつけて定着させる エラン・カッツ

■インタレストポイント


筆者が続けたいと思っていることも続けていることや実際に続けていることも、かなりありました。

  ●ランチを減らして集中力を高める ウォルト・ディズニー
  ●仕事は核心部分から手をつける アガサ・クリスティー(1890〜1976)
  ●単純な仕事は音楽の力を借りる ジョナサン・アイブ(1967〜)
  ●毎日5分、ひとつのアイデアを考える 孫正義(1957〜)
  ●アイデアが欲しいときは散歩をする ルートヴィヒ・べートーヴェン(1770〜1827)
  ●何よりも見せ方を工夫する トーマス・エジソン(1847〜1931)
  ●困ったときのフレームワークを持つ ダン・ハーモン(1973〜)
  ●寝る前に次の日の仕事を始める デミス・ハサビス(1976〜)
  ●与えられたものを、そのまま使わない 中村修二(1954〜)
  ●自分のことを三人称視点で語る ユリウス・カエサル(紀元前100〜44)
  ●短い詩を書いて心を整える ジェームズ・クラーク・マクスウェル(1831〜1879)

ぜひ続けたいですね。天才達がたどり着いたような域は望むべくもありませんが、すこしでも満足した人生が送れるように。



■参考図書 『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック




圧倒的な成功を収めた天才≠ニ呼ばれる人たちと、私たち一般人のなにが違うのか?
最新の研究では、先天的な才能とは別に、日々の習慣が人の成功に影響を及ぼしているとしている。
そこで本書は、古今東西の天才≠スちが駆使してきたライフハック――習慣に焦点を当てた。
たとえば、大文豪アーネスト・ヘミングウェイが立ちっぱなしで小説を執筆していたことや、あのApple創業者スティーブ・ジョブズが、常に泣く習慣を持っていたことなどは、ほとんど知られていない。
本書では、こうした習慣の内容だけではなく、それが彼らの業績にどのように影響したのか、科学的にどのような効果があったのかを、詳細に解説した。





◆アマゾンで見る◆◆楽天で見る◆◆DMMで見る◆

1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック
著者 :許成準
楽天では見つかりませんでした
1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック
検索 :商品検索する



●本書を引用した記事
 1日ごとに差が開く天才たちのライフハック
 機会をつかむ準備をする

●このテーマの関連図書


天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常

シリコンバレー式超ライフハック

すぐに真似できる 天才たちの習慣100

ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250

コンサル一年目が学ぶこと



■同じテーマの記事

1日ごとに差が開く天才たちのライフハック

ウォルト・ディズニー、フョードル・ドストエフスキー、アレクサンダー・フレミング、J・K・ローリング、イチロー・・・世界に名を馳せた天才・鬼才たち。その人達は、当然ながら他人にはない才能で世界を驚かせたのですが、単なる才能だけでそこにたどり着いたわけではありません。誰にでもやれる小さな努力を、他人が真似できないほど圧倒的に続けてきたからこそ、そこにたどり着いたのです。圧倒的な天才たちの圧倒的に小さな努力圧倒的な成功を..

機会をつかむ準備をする

アクションプランとは意図であって、絶対の約束ではない。::一つひとつの成功が新しい機会をもたらし、一つひとつの失敗が新しい機会をもたらすがゆえに、頻繁に修正していくべきものである。ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(著) 『経営者の条件』仕事を成し遂げる人は、「ひとつの仕事が次の仕事を呼んでくる」..

NAVERツールバー

IE7以降では検索プロバイダを選択できるようになりました。ですのでいちいちGoogleやYahoo,Bingなどの検索のWebページを開いて検索することはあまりなくなりましたが、未だに使っているのがNAVERツールバー。インストールNAVERのWebページ(を開いて、そこに示された通りにインストールすれば、簡単にできてしまいます。この記事はソフトのインストール方法を紹介するページではないので..

新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる

なにか新しいことがやりたい時に、ひとりでは出来ないので、協力者がほしいですね。そういう時に、協力者を巻き込んでしまう秘策があります。アンドルー・カーネギーの成功の秘訣は何か?カーネギーは鉄鋼王と呼ばれているが、本人は製鋼のことなどほとんど知らなかった。鉄鋼王よりもはるかによく鉄鋼のことを知っている数百名の人を使っていたのだ。しかし、彼は人のあつかい方を知っていたそれ..

セミナーに行ってはいけない

世の中にはいろんなセミナーが開催されています。内容的にも、お値段もピンキリみたいですが。管理人の私も1年に1〜2回セミナーに行くことがありますが(自腹や会社費用)、行って効果があるのは、あまりセミナーの講師や内容には関係ないみたいです(講師の方に失礼かもしれませんが)。以前に、過去の日誌をぼんやり読み返していて、セミナーで「いい話が聞けた」「いいことを思いついた」などと好印象を持った時と、「しょうもなかった」「時間の無駄だった」などとがっかりしたものを比較してみたとこ..

posted by 管理人 at 17:04| Comment(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: