2012年04月20日

超マイナス思考

仕事をしていて、この先どうなるんだろうと不安になることがありますよね。

不安というのは、Wikipediaによると
★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
不安(ふあん 英語 uneasiness)とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態である。
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ということだそうです。

つまり、「漠然としていること」が不安の条件です。

こんな句があります。

 幽霊の正体見たり枯れ尾花

それが幽霊だと思うと怖いですが、枯れ尾花なら怖くありませんよね。

そこで、よくビジネス書で書かれているのが、不安の要因を書き出すということ。つまり、不安を具体化してしまえば、不安ではなくなるという理屈です。

それができたら、最初から不安になんかならない

と思ってしまうのは、私だけでしょうか?

■リスク管理
プロジェクトマネジメント講習などを受けても、リスクを洗い出して、それを評価(影響、発生確率)して、優先順位をつけて対策しなさい、などといわれます。

これなんかも、考え方に何か規則があるわけではないので、発生しうるリスクなんてそれこそ山のようにあるわけです。それぞれひとつずつ考えていたら、キリがありません。ましてやそれをひとつずつ評価しなさいなんて言われても、

 理屈は分かりますけどね〜

みたいなものです。

■最悪を考える
それならいっそ、全く駄目だったときの結果を考えてしまったほうがいいようです。

つまり、

 今やっているプロジェクトがぼろぼろで箸にも棒にもかからない結果になった時に何が起きるだろうか?

と考えるのです。

これなら、考えることは一つだし、大して時間もかかりません。

 ・会社をクビになる?
 ・降格させられる?
 ・上司からねちねち言われる?

まぁ、いいとここんなところでしょうか?

どれにしても、一生を棒に振るようなことはなさそうです。
ましてや、会社をクビになるほどの失敗なんて言うのは、早々できるものではありません。まぁ、どんなひどいことになっても、今期の評価が下がるくらいなのではないでしょうか。

でも、最悪の状態になるなんて言うことは、ほとんどありません。

どんなに悪くても、何らかの結果は出るのではないでしょうか。
それができなかったという結果であっても、

 できないことが分かった

という経験は得られた、という成果はあるわけですよね。

つまり、最悪に対して、「まぁ、最悪この程度の結果にしかならないか」と思えれば、やってみるという選択肢のほうがメリットが大きいことがわかる。つまり、今の不安は最悪の結果を招くものではない、と思えれば、不安が大したことがないと感じられるようになります。

不安を持っているというのは、それに対していろいろ考えているということなので、いいことだと考えればいいわけです。

あとはやってみれば、結論は出るよと開き直ってやることです。


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2012年03月18日

モニタが壊れた

モニタが壊れてしまいました。
さっきまで写っていたのに、ちょっと目を離した隙に…。電源も入らない。

仕方がないで、新しいモニタをAmazonで購入。



PCラックにモニタを置いているので、大きなモニタは入りません。
15インチくらいが適当。値段も最安。
コレで行こう!

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2011年12月21日

会社、好きですか、嫌いですか

こんな調査結果がありました。

Business Media 誠:会社、好きですか、嫌いですか

面白いのは
 係長・主任クラス  59.7%
 一般社員      51.7%
が好きと答えていること。
つまり、職位が上がるほど「会社が好き」と答えている点。

残念ながら管理職などの役職の方の統計はないのですが、私が想像するに、もっと好きの比率が多いのではないかと思います。

これは私の想像なのですが、職位の上の人のほうがその会社に長くいることになり、その会社の雰囲気や環境といったものに慣れてきているのではないかと思います。
さらに、当然ながら職位が上になれば年齢も上になって、「嫌い」といっても別の会社に行けるわけではなし、「好きだと思い込まなければやっていけない」という感情から、「好き」と答える傾向が高くなるのではないかと思います。

futta1668s.jpgちょっとWebでいろいろ検索してみたのですが、役職級の人の会社への「好き・嫌いの意識」というのはヒットする情報がなかったのですが、機会があれば自分の会社でもアンケートしてみたいと思いますね。

会社に慣れてくると、なぜ「好き」が増えると思うのかというと、会社の風通しの悪さや、その業務環境などにたいして、「こういうもん」という習慣化が行われてしまい、それが常識化すると、それが「問題だ」という認識がなくなってしまいます。

ウチの会社にも時々派遣できていただく人がいるので、その方と1か月くらいしてから、会社の感想などを個人的に聞くようにしてます(たまには2人で飲みに行って)。
そうすると、ウチの会社の「ここが変だよ、(ウチの会社)」みたいな話が次から次へと上がってきます。
結構、自分にとっては当たり前だと思っていることが、別の会社から来た人にとっては、異世界のお話のように感じるものみたいです。

もう一つ、この調査結果の中で会社が嫌いという理由が

 ・社員を区別する言動がある
 ・社内の人間関係がよくない
 ・評価に疑問がある
 ・社長がワンマン
 ・労働環境がよくない

が結構面白いと思いました。

たぶん、これも若年齢層の方の意見が多いのではないかと思いますが、自分からしてみると、「会社が嫌い」なのではなく「環境が嫌い」なだけではないかと。

・社員を区別する言動がある
 これなんか、入社1〜3年くらいの人の意見みたいで、私にとっては、区別されて当り前です。仕事のできる人とそうでない人、上司が気に入っている人とそうでない人、会社を引っ張っていける次世代リーダと目(もく)せる人と足を引っ張っている人。
 つねに会社は区別しています。それに基づいて評価されるんですから。
 そうでない会社はないのではないでしょうか。
・評価に疑問がある
 以前の記事にも書きましたが、完全に数字の売上業績などは別として、人の能力評価をするときには、完全に「上司の恣意」です。上司は自分自身では公平のつもりでも、結局人間なので個人的な好き嫌いが入ります。つまり公平な評価がされると思っていること自体が甘い。

まぁ要するに、私の受け取った印象は、嫌いな理由というのが、社会的な甘さから来ているような気がする、というものでした。

−−−−−−−−−−−−−
特に意味なし

で、ようやく前振りが終わりまして、本題。

上記のようにWebではいろいろな調査情報やそれに基づく人の意見というのが公開されています。これについて、時々

 自分はどう考えるかを考える
 
ことをしましょう。
これまた以前の記事に

 情報→知識→見解→見識→教養

のステップというのを書きました。これが自分のアタマで考えないと、知識から見解へ展開しないんですね。それをいっぱい集めて、見識というものを作るわけです。難しい言葉でいえばゲシュタルト。

組織で評価される人間になるためには、この「見識があるひと」とみなされないと、自分の意見は通りません。つまり、提案や会議での発言も、何を言ったかではなく、

 誰が言ったか

が重要視されるわけです。その環境を作るためには、せっせと自分のアタマで、ゲシュタルトを作る訓練をしていないといけないわけです。
もちろん、会社の中の出来事に対しても、常にそういった見解を作っていれば、誰かがそれと異なる意見を言ったときに「ふ〜ん」といって流されてしまうことなくなり、自分で自分の今後を決められるようになります。

ということで、若い人(20代〜30代)の方には、ちょっと読んでおいてほしい本。


「自分のアタマで考えよう」

ぜひどうぞ。
※この本、ちょっと自分には物足りないものでしたが、20代に読んでいたら、すごく良かっただろうなぁ、と感じました。そのうちに読書感想文もアップしたい(このブログの読者の方にお勧めしたい)ほんであります。

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2011年12月08日

逃避の時間

以前の記事で、1か月に20冊前後の本を読む、というお話をしました。
しかし、私は家の中ではほとんど本を読みません。

どうしてかというと、本を読んでいると家のものが、なんやかんやと声をかけてきて、読書が中断されるのが非常に嫌だからです。
ですので、だれも声をかけたりしない、確実に時間を確保できる通勤時間に本を読んでます。当然、電車は座って読書ができるように、最寄駅始発の電車を狙って出勤します。
帰りは

 運しだい

ですけど。

ダウンロード (1).jpgただ、それだけでは足らないので、2週間に1度は

 プチ家出

をします。家の掃除や妻のお手伝い、残りの仕事など雑事を忘れて、自分だけの時間を作るためです。

 パチンコ屋にはいきません
 
あれは単なる無駄ですから。
(昔はよく行っていたのですがこの20年くらいはすっかりご無沙汰になりました)

行き先は、

 お気に入りの喫茶店

です。

そこへ、読みたかった本を抱えて家出します。

ノートだけを持っていくこともあります。
ノートには色々な課題を書きだしているので、その課題に対してじっくり考えるには、割り込みが起きない、ゆったりした時間が必要です。

気分をリフレッシュするのと、ゆっくり考えたかったことをするのに

 プチ家出

をしてみてはいかがでしょうか。
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