2012年12月21日

成功の秘訣




何かの本で読んだのですが、

  成功の反対は「行動しないこと」

だそうです。

要は、何かの行動をすれば、結果が出て、結果が出れば改善のしようもある。改善すれば、それだけ成功に近づけることになる。しかしながら、何も行動しなければ何も起きず、やがて忘れ去られていく、というお話です。

こういうことがよく言われる背景というのは、逆に行動しようと思っても行動していない人が多いということではないかと思います。

余談ですが、よく職場に整理整頓などというスローガンが掲げられている事務所(特に工場が多い)がありますが、逆に言えば、整理整頓ができていないから、あえてそういう標語を掲げているわけです。お客様第一なんかも同じ。

そういう行動していない人たちが欲しているのは、「そうだよね。自分を変える行動をしなくちゃいけないよな」と思わせてくれるような本やセミナーです。
で、行動の大切さを説くコンサルタントはがっぽり儲かる、と。

 そんなことにカネを使うなよ〜

と思ってしまうのは、私だけでしょうか?


■暗闇で進む方法

ただ、「行動することの重要さ」を説く事自体は間違っていないと思います。

ちょっと違和感があるのが、そういった本やセミナーが、「目標を立てて、その目標を分解して、ひとつづつの行動に落とし、その行動計画を手帳に書き出して、毎日、ゴールを想像しながら、今の行動をしなさい」ということ。

  まず、目標を建てるところから躓いちゃう

だって人生の目標なんて大層なことを言われても、たいしてあるわけじゃぁないですし。

 戦争のない世界を作る

とかとんでもない。私などではとてもじゃぁないですが…。

暗闇の中に一条の光が見てていて、それに向かって進める人というのは、相当少ないんじゃぁないでしょうか。光が見えている人は、その方向に進めばいいですが、どんなゴールを望んでいるのかわからない人にとっては、右だろうが上だろうが、進んでいるのか、下がっているのかすらわからない。

ただ、少なくとも今いる位置よりはいい位置に行きたい、という気持ちはあります。
どのように「いい」のか定義できないだけで。

もし今いる位置が気に入らなければ、

 位置を変える

ただそれだけの意思で動くのがいいみたいです。

位置を変えてみると、新しい位置が心地よいのか、あるいはもっといい位置が欲しくなるのかが分かります。もしもっといい位置が欲しくなったら、また位置を変えればいい。

つまり、目標を保つ必要はなくて、

 ちょっと動けば、もしかしてもっといい位置かも

と思うだけでいいと感じます。

■成功の秘訣

世の中で成功者と呼ばれているような方は、ある夢があって、その夢を達成するために、いろんな人を巻き込んで行動してきた人です。

ただ、その夢を持つに至らない凡人にとっては、何かに向かって進むをイメージするよりも、今を変えてみるに意識をおいた方が行動に結びつきます。

要は「とりあえず」行動してみる。その結果がどうだったかによって、またそのとき考える、でいいのではないでしょうか。

夢があれば、そこへの最短距離を計算して、行動を起こすというのがいいとは思いますが、そうでなくとも、

 やってみれば、見えるものが変わる
 見えるものが変われば意識が変わる

でいいのではないかと思います。
その内に、ライフワークみたいなものが見えてくるかもしれないし、相変わらず、大層なこともなく人生を送ることもあるでしょう。

日本という環境しか知らないのに、「アフリカの難民を救おう」なんて思えませんが、アフリカの問題にふれる環境にあれば、それをやってやろうと思うわけですね。
その「難民救済」を生まれてこの方、夢に持っていた人なんていないと思うわけです。

もっといいものを手に入れる秘訣は、とりあえず手にとって見ること。

そこからはじめましょう。


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ここに“着眼”できない人は一生苦労する!―惰性で生きるな!人生の夢、仕事の夢を必ず実現する成功秘訣!

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45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本―成功するキャリア30の秘訣

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2012年12月06日

変えること変えないこと




自己啓発ネタで、「変わらないものは取り残される」という論調の自己啓発本やセミナーを見かけます。

これって真実でしょうか?

 ・前例がないからやらないというのは会社として衰亡の道
 ・常識を疑ってかかれ
 ・過去の成功体験にとらわれていては成長しない
 ・過去の踏襲には未来はない
 ・これからは誰も経験したことのない時代だ

と、まぁネットでサクッと検索しただけでも、こんな刺激的な言葉が並びます。

誰だって成長したいと思っているし、より良い未来は欲しいと思っているでしょう(積極的か消極的にかは別にして)。そんな不安心理を煽るかのようなセリフはなぜ存在するのか?


■リスクを考えたか


変えるって言うことは、今までうまくいっていた部分も捨てるということで、それがどの程度自分に影響があるのかをちゃんと計算しないといけません。

以前の記事で、「朝活のススメ」という記事を書きましたが、これにしたって、夜のほうが都合がいい人もいるのでは…、と思います。

たとえば、日本には何百年も続いている伝統文化がありますよね。
もちろん、時代に合わせて色々形は変わってきていると思いますが、じゃぁ「歌舞伎はもう古いので、これからはストリートダンスだぜ」みたいに歌舞伎役者が言うかというと、多分そんなことはないでしょう。

過去の前例も、

 そのやり方で上手くいったから前例として定着した

のであって、うまく行かなかったら前例として成立していないわけです。

例として不適切かもしれませんが、「営利誘拐」や「弱点を握っての脅迫」というのは、人類が経済というものを成立させたあとに延々と繰り返されているもので、「それでうまくいく確率が高いから現在まで繰り返されている」といえるのではないでしょうか。

それを全く新しいやり方を考えたり、どこか別の業界の成功事例を真似てやってみると、より良くなる場合もありますが、より悪くなる場合もあるわけです。

そのリスクとメリットを天秤にかけた上で、やるべきかどうかを考えることが必要なのではないでしょうか。

■英語は重要か?


でも、それをそのまま受け入れてしまったら、もしかして、単なるセミナーや本を売るための心理作戦に引っかかっているのかもしないです。

たとえば、英語中国語

 「これからの時代英語が話せるのはビジネスマンの基本スキルだ」

みたいに評論家が次々と発表する。中には会社の公用語を英語にしちゃう会社まで現れる。そうすると「やらないとまずいかな…」と思う人が出てきて、駅前の英語塾が繁盛する。

また、老後資金が危ないと喧伝する。
慌ててよく知らない投資やFXなどに手を出す人が出てきて、資金をごっそり吸い取られる。

なんて事態になるわけです。

英語塾に行った人で、本当に英語でビジネスしている人はどのくらいいるのでしょうか?
少なくとも私の周りには、こういった外国語塾へ通って、それをビジネスに生かしている人は非常に少数です。殆どの人は、喋れないなりに(あるいは私のようにカタコトで)何とかやっている。
逆に一生を英語(や他の外国語)とは関係ない世界で暮らしている人のほうが多いのではないでしょうか。

それって、ビジネスマンの必修スキルなのか?

■変わることは目的ではない


ちょっと話が余談っぽくなりましたが、基本的に世の中で流布している流行というのは、あなたのために言われているわけではないと考えたほうがいいと思います。

それをビジネスにしている人がいる以上、打算が働いてます。

何かを変えないといけない、あるいは変わらないといけないのは自分に目標があって、その目標を達成する手段のひとつとして「いまのやり方からの変化」が必要になるわけです。「手段のひとつ」なので、別に他の方法(つまり今までのやり方)でもいいはずです。

自分の最終的にやりたいことに対して、それが有用で、かつ、それに伴うリスクが許容範囲にあるかどうかを確認してから初めましょう。

そういうことで、この記事は、「実践しない人は購読解除してください」みたいな前書きはおいてません(そういうメルマガがあることは知ってますし、購読しているものもあります)。
「へ〜、こんなやり方もあるんだ」と思って下れば結構です。

その中で、もし、上記の判断に当てはまるものがあれば、あるいは将来それが記憶の片隅にあって、必要になった時に試してください。

私には効果のあったものだけを紹介しているつもりですが、それはあなたに効果があるかどうかは、今を変えてでもやるだけの価値があるのかどうかを、ちゃんと自分の頭で判断してくださればいいと思います。


ラベル:変化 適応
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2012年11月13日

モチベーションなんかでない


今日は、仕事術の具体的な例ではなく、個人的な考え方をご紹介したいと思います。

■品質
こんな2つの会社があったとします。

 「製品を仕上げてくるときもあるが、不良だらけの時もある」
 「あまり素晴らしい時はないが、だいたい同じくらいん品質で納品する」

もしあなたが購買担当だとして、このどちらと取引をしたいと思うでしょうか?

20年くらいまえですが、知人とこんな話をしてたことがあります。

 「ソニー製品は、当たり外れがあって、外れだといきなり初期不良が多い」
 「松下製品は、ソニーみたいにとんがってないけど無難な作りで、不良が少ない」

こんなイメージを持ってました。
まぁ、今年は2社とも営業上はボロボロみたいですが…

とうぜん私が愛用していたのは、松下系列。

で、話は表題の「品質」に戻るのですが、

  品質とはばらつきである

というのが私の持論。

もちろん、ユーザ(自分の後工程の人も含め)の期待に達しなければ、まったく意味が無いのですが、もしある程度の許容範囲があってその中には入るとすれば、品質というのは、そのときの出来上がり具合が、常に一定になることを目指すものだと思います。

仕事で言えば、

 「モチベーション」や「やる気」みたいなものがあって、これが高い時にはすごくいい仕事をするが、低い時には見るに耐えないレベル

と言う人と、

 淡々とこなして、いつも同じ程度のまぁ、ありきたりなレベルの結果しか出せないひと

であれば、後者のほうが上司としては断然ありがたいです。

 モチベーションを常にもって仕事に取り組むべきだ
 やる気というのは、勝手に出てくるものではなく、自分の夢から作り出すものだ

よく自己啓発書などに書いてあるような内容ですが、

  そんなものコントロールできません

というのが、長年仕事をした結論。
逆にそんな不確定なもので仕事の結果がばらつかれたら、仕事を頼む側としては心配で見てられません。


■モチベーションゼロでも仕事をする
サラリーマンとしては月曜日から金曜日まで(人によっては土曜日も?)、やる気があろうがなかろうが会社に行く必要があるわけです。

 今日は気合が乗らないから休みます

なんて人がいたら、きっと窓際に追い込まれるでしょう。

そんな時でも、業務はあるし、締め切りもやってきます。
やる気を出せ」と言われたって、

  出ないものは出ません
  
■仕事は技術
この「サラヒン」の紹介文にも書いてありますが、

  仕事は技術です

モチベーションや気合は関係ありません。

 「どうやったら気合がなくても結果が出せるのか」

ということに工夫をすることで、あなたの上司からの評価は、「いつも予測する範囲の結果を出す奴」というふうに受けられます。これが信頼だと思ってます。

■おまけ
そうは言っても、まぁ「本当にやりたくない」という日もありますよね。そんな時の対処法をちょっとだけ。

  1.本当に休む
    1年に数回なら許されるでしょう。
  2.とりあえずファイルを開く
    やりかけの仕事のファイルを開いて、ぼんやり眺めているだけでいいです。そのうち、ちょっとだけやりたくなってきます。
  3.タイプの練習をする
    いわゆるブラインドタッチの練習ソフト。これでタイムアタックして遊びます。
    からだを動かしていると、そのうち多少はやってみようか、という気になってきます。
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2012年04月06日

読書で教訓チェックリスト

ビジネス書を読んだ時に、「あ、これいいな。やってみよう」って思うものがありますよね。

でも大体の場合は

 すぐに忘れちゃう

なので、読書記録をつけるのですが、それでも、その読書記録をいつも読み返すわけではないので、

 結局忘れちゃう

ことになります。

■教訓チェックリスト
そこで、本を読んだ時に感じた、

 ・こういうことをしよう
 ・これはいつも注意するべきだな

と感じた時に(あるいは読書記録をつけているときに)、EXCELファイルを開いて、このことを書いておきます。

このときに書きこんでおくのは

 ・書き込んだ日付
 ・やるべきこと
 ・引用した本の名前(できたらページも)

この3つ。

■週次レビューをする
毎週末に、今週の反省をします。
これが週次レビュー

この時に、上記のEXCELファイルを開いて、一つづつチェックしていきます。

 「あぁ、これやろうと思ってたんだ…」
 「そういえばこんなこと考えたよなぁ」
 
なんてのがいっぱい。

これを毎週繰り返していると、だんだん普段でも想い出すようになります。そうすればしめたもので、それを意識的にやれるようになります。

GTDでも強調されていますが、この毎週振返りをすると言うのは、非常に効果があります。


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2012年02月19日

内省と探求

■内省と探求
内省とは、考えるプロセスのスピードを緩めて、自分がメンタルモデルを形成した家庭をはっきり意識することです。
探求とは、自分たちの見解をオープンに分かち合い、互いの考えの前提を知るような話し合いをすることです。

◆内省
内省的に考えるというのは、

 「××であるべき」
 「××なのが理想」

と考えた時に、それに基づいて答えを出すのではなく、なぜ「××でなければならないのだろうか?」と考えることです。
自分の価値観や判断基準、前提条件がなぜ必要なのかを見なおしてください。

たとえば、こんなシチュエーションを考えてみてください。

★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 あなたは車に乗って車1台分しかない坂道で渋滞に引っかかって
 しまいました。前後にはちょっと離れて車が止まっています。
 ところが、前の車がブレーキが甘いようでズルズル下がり始めま
 した。だんだん加速してきます。クラクションを鳴らしても反
 応がありません。寝ているのでしょうか…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★


ここで、普通の回避策としては、

 なんとか避ける場所を探す

というものでしょうか。ただし、前提として車1台がやっと通れる道となれば、これは使えません。この時前提にあるのは

 衝突しそうになったら避ける必要がある

という前提は正しいでしょうか?
なぜそう思うのでしょうか?

それを考えてください。これが内省です。

◆推論のはしご
私たちは、検証されないまま深まっていくことの多い確信の世界に住んでいます。そのような確信が受け入れられているのは、自分の観察や過去の経験から推測される自分なりの結論にもとづいているからです。
真に望む結果を達成する能力を蝕んでいるのは、次のような感覚です。
■私の信念は絶対正しい。
■真実は明らかである。
■私の信念は現実にもとづいている。
■私の選んだ事実は、本当の事実である。

人間は観察可能な事実・経験を元に次のようなステップで知識を蓄積するそうです。
 1.観察可能な事実・経験をする
 2.観察しているものの中から選択した事実を選ぶ
 3.その事実に文化的・個人的な意味づけをする
 4.自分がした意味づけに基づいて推測をする
 5.推測に基づいて、世界に関する情報を持つ
 6.自分の持つ世界観を形成し、それに基づいて行動を選択する
ところが、自分が選択した事実が、過去に形成された世界観に一致する(または類似する)ものであるとき、この3.から5.を飛ばしてしまって、6.にたどり着いてしまいます。
これは経験を積んだ人のほうが多い事象です。

このステップを「推論のはしご」といい、普段人間は過去の経験に照らして、はしごを飛ばして答えを導き出しているのです。

◆探求
上記で述べたような、省察をチームで表出させるためには、「なぜ」と問うことが必要です。

 ・なぜそうあるべきなのか
 ・なぜそれを目指さなければならないのか

お互いが、自分の判断の理由を相互に提供し、深く自分自身の判断のための推論のはしごを明らかにすることによって、チームにおける判断のための推論のはしごを形成することです。

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