2015年12月29日

昇進面接:申告書の書式を変更してはいけない




転職では「応募書類」「エントリーシート」「履歴書」、昇進・昇格では「自己申告書」などと呼ばれると思いますが、「自分の職歴は○○で、こんな実績がある」とかくやつ、ここでは全部ひっくるめて「申告書」と呼びます。

■複数ページに渡る申告書?


今回は、申告書につかう書式について考えてみたいと思います。

大体の申告書というのは、A4で1枚か2枚になってます。ところが、ある本にはこんなことが書いてありました。

★P39〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●伝えるべき情報が一見してわかることが重要
 (中略)
合格する応募書類作成のために重要な基本は 2 つ。

第一に、応募先の選考評価の材料となる情報をきちんと提供すること。

また第二に、選抜段階での拾い読みでも、その情報が採用担当者にわかりやすく読みやすく記述されていることです。

どんなに長いキャリアを持っ転職希望者でも、職務経歴書は原則 1 枚にまとめることをおすすめします。

これは、最初の 1 枚で選考材料となる情報全体を見せることが目的。たとえば、自分が携わった多数のプロジェクトや研究成果などを具体的に示したい場合は、 1 枚目にほかの重要事項とともに、その存在と概要のみを記し、 2 枚目以降にリストをつけるなど、見せ方の工夫ができれば枚数は問題ではありません。

小島美津子(著) 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
――――――――――――――――――――――――――――★


履歴書にかぎらず、申告書というのは、「ぱっと見て必要な事項がすぐに分かる」ことが重要です。

理由は簡単で、面接官が事前に申告書を読み込んでくることなんて皆無だからです。
面接の5分前に読めば、結構真面目な面接官です。

■ルールを守っているか


ちょっと気にったのは、この引用の最後「見せ方の工夫ができれば枚数は問題ではありません」という部分。それ以外は全く同意なのですが。

面接のための申告書は、会社によって書式が決まっています。理由は、先に書いた「面接官は事前に申告書を読まない」ということです。だから、フォーマットが決まっていれば、初めての面接官でもなければ、どこに何が書いてあるかは知ってます。その場で見ても必要な情報は瞬時に拾えます。

逆に、オリジナルの書式で出されてしまうと、面接官はポイントを探すのに苦労するわけですね。

もし、私が面接官なら、書式を変更した時点で、アウトです。これは本書『採用面接は9割突破する』にかかれているような、「追加書類」も含みます。「これだけに書け」と言われているのに、それを守らない(守れない)のは「どうよ?」とおもっちゃうわけ。

もちろん、そういう人大歓迎、という会社もあるでしょう。ブレークスルーはそういうところから始まるものも多いですので。

でも、たとえば、その人を財務担当として雇用したとして、

 「○○会計基準」では本当の損益はわからないから、今季の決算報告は××みたいに集計してみました。

って報告されても困りますよね。やっていいことと悪いことがありそう。

■WordやExcelでも書式を変えない


1ページだけの申告書も自己アピールを書くところがあります。大体は Word や Exlel で四角で囲ってあって、そこに書くようにするのですが、私が「アウト」だと思うもう一つはここの書式を変えること(大きさを変えるのは上に書いたのと同じで論外)。

たとえば、

 ・文章をきっちりいれこむために、フォントサイズを変える
 ・アピールポイントがわかりやすいように、文字色を変える

は原則やらないほうが好印象。フォントサイズも含め、指定された範囲内に入れるのも文章力、ひいては要約力の現れだと考えてたりします。



■参考図書 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する


すべての面接質問は、選考上の意図があって聞かれています。

「そんなこと聞いてどうするの?」と思う質問や、
一見すると雑談の延長のような質問にも、実は応募者のことを
確認するための深い意味がこめられているのです。

ですから、質問への応答では、面接担当者が自分の
何を気にしているのか、何を確認しようとしているのかという
意図とねらいを察することが重要になります。

そこがわかると、採用されるための「正しい答え」を見つけやすいからです。
本書では、転職面接における基本情報を一通りカバーしたうえで、
面接で聞かれるさまざまな質問を提示し、その質問で

「採用側が本当に知りたいこと(=本音)」は何かをていねいに

解説しています。

採用側の意図とねらいがわかれば、モデルトークに頼らずに、
効果的な自己PRを行うことが可能。ぜひ、本書を活用して
内定をつかんでください!

◆アマゾンで見る



書名 :採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
著者 :小島美津子

◆楽天で見る


 


posted by 管理人 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月17日

面接官になりなさい



昇進・昇格面接にしろ、中途採用の面接にしろ、やってみるとすごく効果がある方法があります。

いくつかな面接技術関連のビジネス書を読んでみました(それほど多くではありません)が、これが書いてあった本は、この本だけ。

 『エンゼルバンク ドラゴン桜外伝

■面接官は面接のシロウト


昇進昇格、中途採用の面接官は通常、人事部1人、業務部門2〜3人です。

過去記事でも書いていますが、人事部は当然、応募者を見る目はプロですが、業務部門の人間は、業務にはプロですが、採用という点でいえばシロウトです。わずか30〜60分でその人の能力を見抜くトレーニングも場数も踏んでません。

私自身の経験ですが、初めて採用面接をする前30分位で、「○○を見てほしい」「コンピテンシーとは○○です」みたいな説明をざっと受けて、「ほ〜、人事部っていろいろ考えてるんだ…」と感心して終わり、くらいなもので、そういう説明をしてくれるウチの人事部は丁寧な方だと思ってます。

でも、その後は何もありませんので、まあその程度の知識で面接に臨むわけです。

■面接官のことは面接官にしかわからない


で、実際に面接が始まってみると、「何を聞くとコンピテンシーってわかるんだろう?」とか考えながら面接をするので、応募者も緊張していますが、面接官もかなり緊張してます。対人関係的な場数はあるので、それなりに取り繕えますが…。

結局、決め手は、「ハキハキしている」「話がうまい」「姿勢がいい」「清潔感がある」みたいなとんでもない評価基準で採否が決まったりします。

面接官がどのようなことを見て、どう考えて、どう判断するのかというのは、

 実際に面接官になってはじめてわかる

というのが、経験した実感。

それから、部下にいろいろな面接対策の教育ができるようになりました。
※何をやっているかについては過去記事を参照してください。

本書『エンゼルバンク ドラゴン桜外伝』でそういうシーンが登場して、「そうだよ。そういうこと」とつい頷いてしまいました。

一度、後輩などを使って、面接官をやってみませんか。
もし、転職面接を考えているのなら、奥さん(友達)相手にやってみるとか。

すごくいい経験になりますよ。

どうやって評価するのか、何を評価するのかについても、過去記事で書きましたので、そっちを見てください。以下は、その例。

 面接のキラーフレーズ
 面接のベストアンサー
 転職面接の第1印象
 面接は最初の1分で決める
 昇進面接質問のブレークダウン
 結起承転結
 成功の理由を問う
 昇進試験グループディスカッション
 面接質問「どんな貢献ができますか?」
 中途面接の質問(ソフト技術者編)
 面接で「年上の部下・担当者への接し方」を聞かれたら2
 面接で「年上の部下・担当者への接し方」を聞かれたら1
 中途面接の失敗事例
 面接の質問:「記憶に残っている失敗を教えて下さい」
 面接練習をする
 面接質問:なぜ課長になりたいですか?
 面接:コンピテンシーをアピールする
 面接技術:コスト意識
 面接技術:入社後に何をしたい?

こうやってリストアップしてみると、結構書いたものです。


■参考図書 『エンゼルバンク ドラゴン桜外伝


君たちの「転職」は間違ってないか!?
メディアに騙されるな、イメージに惑わされるな。
これは社会人のための“ドラゴン桜”だ! 今の仕事に悩んでないか!?転職を考えているなら……今が人生の転機だ!!転職とは人生のチューニング。龍山高校英語教師・井野真々子は転職代理人の海老沢と出会った。彼の話にひかれ転職を決意した!!選んだ職業は、転職代理人!!
あらすじ
龍山高校で英語教師をしていた井野真々子は、教師としての成果を挙げながらも教師でいることに飽きてしまい、転職を決意する。そんな時、桜木が主催するビジネスセミナーの会場で、桜木に"転職代理人"・海老沢康生を紹介される。「人の価値は相場で決まる」「30過ぎたら利息で暮らせ」などの海老沢や桜木のアドバイスを受け、教師を続ける事を決意しかかっていた井野だったが、海老沢の勧めで海老沢が所属している転職サポート会社・ライフパートナーに転職する。
井野は海老沢直属の部下となり、海老沢や桜木が極秘裏に進める「日本支配計画」に巻き込まれながらも、キャリアパートナーとして日々奮闘していくことになる。

◆アマゾンで見る



書名 :エンゼルバンク ドラゴン桜外伝
著者 :三田紀房



posted by 管理人 at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月16日

社風を聞き出す面接の技術




中途面接をしていて、なかなかうまい質問だな、と感じた質問例をご紹介ます。


続きを読む
posted by 管理人 at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月06日

募集要項に完璧に目を通す


中途採用の面接をしていて、時々「ん?」と思うことがあります。

本日ご紹介する本『書類選考は9割突破する』で、そのことが書いてありました。

続きを読む
posted by 管理人 at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

中途面接の印象を良くするコツ:面接官の名前を覚えなさい


時々、中途採用面接の面接官をしています。

多分、多くの中途採用面接を受ける方は誤解されているのかもしれませんが、中途採用面接をしている面接官は、人事担当が一人、それ以外は現場の責任者です。

新人の採用は人事が専任ですが、中途採用は現場が決定権を持っているのが一般的らしいです(ウチの会社ではそうです)。

で、『転職面接必勝法』にそのことがズバリ、書いてありました。

続きを読む
posted by 管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。