2016年02月05日

面接の神様は細部に宿る




転職面接必勝法』という本に面接での不採用理由について面白いことが書かれてました。


★P37〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●驚くべき不採用理由
さらに、驚くべき不採用理由も寄せられます。本当に些細なことのように思えて、致命的なことがあるのです。
以下の理由に目を通してみてください。

 ・コートを着たまま受付に来た
 ・3 分遅刻してきたのに、最後まで詫びなかった
 ・携帯電話を首からぶら下げて面接を受けた
 ・部屋に案内される前に、勝手に入ってきた
 ・座ったまま挨拶をした
 ・受付での態度が偉そうだった
 ・面接後の挨拶ができない
 ・名刺を手でもてあそばれた
 ・ペンを回された
 ・ひじをつきながら話された
 ・汚れた靴
 ・汗臭くてたまらない
 ・スーツがよれよれ
 ・シャツの襟そでが擦り切れていた
 ・スーツで白い靴下
 ・相槌を打っ時に「ウン」と言った
 ・「っていうのかな〜」と言った
 ・「まあ、ご存知ではないと思いますが〜」と言った
 ・転職面接なのに「○○社の……」と名乗った
 ・「ほーっ」と感心された
 ・舌打ちした
 ・ジェスチャーがおおげさ
 ・「とりあえず第一希望です」の「とりあえず」が許せない
 ・「はいはいはいはい」という返事が軽すぎる
 ・貧乏ゆすりした

実際はこんな理由で、不採用になってしまうのです。意外に思われた方も多いのではないでしょうか。

エージェントを通さず、ご自身で直接応募された場合は、不採用になっても「残念ながら今回は見合わせる」という理由にもならない理由を告げられるのが普通です。だから落ちた本人も、自分がなぜ落ちたのか、その理由を知ることができないのです。

わたしが企業から不採用理由を聞いて、つくづく思うのが、ご本人も気づいていないような些細なことが実は致命的だったというケースが、いかに多いかということです。

細井智彦(著) 『転職面接必勝法
――――――――――――――――――――――――――――★


実際、面接をしていて、「話もうまいし、道筋もしっかりしているけど、なんとなく採用にしたくない」人というのはたしかにいます。おそらく面接官自身が気づいてなくとも、上記で挙げられているようなちょっとした所作が悪い印象となってバツにしてしまうような気がします。

ちなみに、私は以前の昇進面接の時に、役員の質問に対して「またぁ難しいことを聞きますね〜」とやってしまったことがあります。その役員は顔見知りだったのでつい…。まあ、結果は推して知るべしでした。

■細部こそ印象を左右する


ちょっとした所作というのは、面接の時だけできるようになるものではありません。どんなに気をつけていてもかならず動作として出ます。

もちろん、転職エージェントみたいにそういうところも正確に指摘できるわけではありませんが、面接官の多くは対人経験はたっぷりあるので、こういうところに対して正確に認識したりはしていないかもしれませんが、かならず気が付きます。
それが他の所作や発言とうまく整合していない時に、違和感として認識されて「うまく言えないけど、ちょっとこの人は」という反応になります。

企業としては、採用となれば30年ちかく一緒に働くことになるので、こういう「違和感」はとても大切にしています。

印象というのは、こういほんのちょっとしたことで左右されるんですね。

神は細部に宿るというのはある意味真実かも。


■参考図書 『転職面接必勝法


セミナー受講者10万人! 著者の指導で6000人が面接突破!
日本一面接を成功させる男のベストセラー。

著者の細井氏はカリスマエージェントとして有名。

転職が新卒とちがうところは、文字通り「転ずる」ところにあります。仕事を変えようとする「動機」があり、それによって「意識」が芽生え、「行動」に移します。この一連の流れをきちんと自己分析し、ストーリーに変えて面接官に語ることが重要。書き込むだけで転職理由、志望理由、自己PRなどを面接官にうまくアピールできるストーリーボードや、失敗しない話し方10のコツなど、どんな圧迫面接でも動揺しない自信が身に付きます。

何度チャレンジしても不採用になる方。
逆転の発想を持ちましょう!
 ・素直な自然体をやめてみよう
 ・自分に足りないところを話そう
 ・企業研究する前に応募してみよう
 ・覚えてきたことをそのまま言おう
 ・成功体験を主張するのをやめよう

心構えや基本ノウハウがメインだった本書を受けて、求人応募までの準備、面接当日までの準備、面接当日の対応法など、転職面接の流れに沿って具体的アクションを書いた転職面接必勝法 実践編と合わせて読むと、面接までにどういうことをやっておくかについて理解がしやすい。

◆アマゾンで見る



書名 :転職面接必勝法
著者 :細井智彦

◆楽天で見る


 


posted by 管理人 at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月02日

中途採用書類:目立つ応募者になる




■応募書類ってみんなおなじに見える


★P40〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●応募者はとかくドングリの背比べになりがち
転職を希望する方々に、もうひとつ留意してほしいことがあります。

それは求人広告で集まる応募者には「そっくりさん」が多いこと。

採用選考は、とかくドングリの背比べ状態になりがちです。とくに転職サイトの求人広告の場合は、応募条件が詳細に記されているケースが目立つだけに、その傾向が一層顕著といえます。

小島美津子(著) 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
――――――――――――――――――――――――――――★


わかるわかる。
中途採用の応募書類って、書式が同じなだけに、特徴が出にくいんですよ。

書いてあることも「前向きに取り組みます」とか「積極性があります」など、結局一般的な応募書類の事例に近づいていってしまいます。ボキャブラリーが少ないんですね。だからといって、奇をてらうような言葉や書式を使って、そのせいではねられてもつまらないので、勢いみんなおなじになっちゃう。

■プラスαの強み


★P41〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

おすすめしたいのは「業界経験があり出入金のしくみや流れがわかる」など、大勢のライパルとは違うプラスαの強みを示すこと。

採用担当者に「この応募者を選ぶ理由」として情報を提供するのが目的です。

応用編第 2 章も参考に、自分の職歴や経験のなかからプラスαを見つけてください。
記述方法も重要です。採用担当者がひと目でわかるように自己 PR としてまとめるなど、工夫しましょう。

小島美津子(著) 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
――――――――――――――――――――――――――――★


実際書くのはすごく大変だと思いますが、本書『書類選考は9割突破する』の応用編第2章では、業務別の「求められる強み」がリストアップされています。
この強みをどう書くかはそれぞれの個人や応募する会社によって異なると思いますが、ここに挙げられているキーワードなどは、確かに特徴を言い表しやすい単語が多く羅列されています。

もちろん、相手の会社の状況や強みと一致させていかないといけないので、絞込をしたり、より具体的な言葉を検索していって、その単語活用するようにしないといけないのですが、取っ掛かりとしては良い辞書代わりになると思います。

私が反応しそうな言葉は

 ・制御系技術・メカコン
 ・原価管理
 ・プログラミング言語
 ・品質マネジメント
 ・生産性

などがあるのですが、こういう単語を効果的に使えると、応募者を比較する側からすると、「その候補を選ぶ理由」になりやすいですね。

そのためには、本書にあるように「ライバル」の傾向などの分析(どんな人が応募しているのか)という情報もちゃんと集めないといけないので、いろんな情報ソースを持つことと、自分なりに分析して、比較優位を築くことですかね。



■参考図書 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する


すべての面接質問は、選考上の意図があって聞かれています。

「そんなこと聞いてどうするの?」と思う質問や、
一見すると雑談の延長のような質問にも、実は応募者のことを
確認するための深い意味がこめられているのです。

ですから、質問への応答では、面接担当者が自分の
何を気にしているのか、何を確認しようとしているのかという
意図とねらいを察することが重要になります。

そこがわかると、採用されるための「正しい答え」を見つけやすいからです。
本書では、転職面接における基本情報を一通りカバーしたうえで、
面接で聞かれるさまざまな質問を提示し、その質問で

「採用側が本当に知りたいこと(=本音)」は何かをていねいに

解説しています。

採用側の意図とねらいがわかれば、モデルトークに頼らずに、
効果的な自己PRを行うことが可能。ぜひ、本書を活用して
内定をつかんでください!

◆アマゾンで見る



書名 :採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
著者 :小島美津子

◆楽天で見る


 


posted by 管理人 at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月15日

適性検査の結果を良くする




昇進昇格の時に、適正検査なるテストをやっている会社も結構あると思います。

世の中には、いろいろな適正検査があるみたいで、ネットで探していたら、「リストラ検査」なるものまであるみたいで…。

■適正検査は適正か?


しかし、実際同じ適性検査をうけても、私はいつも強みや弱みが変わります。

つまり、結構その場の勢いでまるばつを付けてます。
たとえば、ノリノリの時には

 ・何か難題にぶつかるとあきらめてしまう

にはバツをつけますし、

 ・難しいことほどやる気が出る

にはマルをつけます。逆に気分が落ち込んでいる時にはこの反対。
結構気分屋なんですかね?

■ライスケールには注意


ところで、この適性検査、(多分ですが)過去の傾向をちゃんとデータベース化しているわけではなさそうで、今回の回答だけでいろいろな判断がされます。
しかし、そうすると、「こっちのほうがサラリーマンとしてあるべき姿かな?」みたいな選択をしてくる人をちゃんと抽出しないといけません。

これが、「ライスケール Lie Schele」というテストです。

ひとつのパターンとしては

 ・難題にぶつかるとあきらめてしまう
 ・困難な事があっても取り組み続ける

という2つの質問をお互いに離れたところにおいておくわけです。
並べてみればわかりますが、ほぼ同じことを聞いてますよね。これが離れたところにあって、ここまで極端な書き方をしていないので、案外わからないものですよ。時間制限もあるので、ちゃんと見なおしている人も少ないでしょうし。

これが矛盾している時には、どちらか、または両方が「嘘 lie」だと判断できちゃいます。
首尾一貫性が要求されているわけですね。

もう一つのパターンとしては、強い否定表現「○○したことは一度もない」みたいに。
「嘘をついたことは一度もない」この質問にマルを付けられる人は…。

私などは、面倒くさがりなので、大して設問を読まずにマルとかバツとかつけるものだから、きっと嘘だらけで判断できないんと違うか?、などと余計な心配をしてみたりして。そうなると

 性格=支離滅裂

 はい。不合格

になりそう…。

■適性検査の対策


実際、どんな設問がされるかがある程度わかっていれば、対策のたてようもありますが、会社によって適性検査の問題はいろいろです。
ただ、ある会社は継続的にその適性検査を使う可能性が高いので、転職ではなく、昇進・昇格の時には、過去のテストの設問を記録しておくのはちょっと役に立つかもしれません。

別にすべてを記憶しておく必要はなく、テストが終わったら、メモ帳に質問内容で覚えているものを羅列しておくだけでいいです。

それをネットで「適性検査 出てきたキーワード」みたいに検索すると結構ヒットするものがあります。

よく使われるのは、SPIというテストに含まれるもので、こちらのページから見ることができます。

 性格適性検査の対策方法
 http://saisokuspi.com/gaiyou/taisaku_seikaku/

いちど試してみてはいかがでしょうか?

ただし、会社によってどの傾向性を重視するかは違っているようですので、これが良い方向にだけ回答できたからといって、合格に繋がるわけではありません。

posted by 管理人 at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月14日

読みづらい自己申告書は読まれない




面接に臨むとき、本人の職務履歴や自己申告書を書きますよね。
実際、あれで結構損をしている人がいます。

■面接官はシロウト


過去記事で何度も書いてますが、新卒採用を除き、中途採用や昇進昇格の時に面接官は現場の課長や部長が担当します。人事もフォローしますが、現場の意見がとっても重要なので。したがって、自己申告書などの書き方や書式に関しては完全に素人です。読み慣れてません。

一方で、多くのビジネスマンは、メールのような文章には慣れてます。割と短いセンテンスで、表示エリアの2〜3割しか文字が埋めてないようなもの。

しかし、自己申告書は、わりとエリアにぎっちりつめ込まれていますし、私も過去記事

 昇進面接:申告書は隙間をコントロールする

でも書いたように、隙間はかなり少なくすることを推奨しています。

この2つのギャップがあって、面接官になると、「よ〜し、読み込むぞ!」と思わないと自己申告書って読む気にならないんですよ。その上、文章が理解し難いものだったら、まず途中で投げ出してしまいます。
※とくに私みたいな面倒くさがりなヤツはダメですね。集中力が長続きしませんし。

★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
本人は詳しく記述したつもりのダラダラ書き……といった例です。
 :
 :
隅から隅まで時間をかけて読めば、必要な情報は記述されているのかもしれません。

けれど、採用担当者は多忙。一見して知りたい情報が見つからなければ、記述されていない書類と同じよ与つに選抜段階ではねられてしまいます。

合格する応募書類作成のために重要な基本は 2 つ。

第一に、応募先の選考評価の材料となる情報をきちんと提供すること。
また第二に、選抜段階での拾い読みでも、その情報が採用担当者にわかりやすく読みやすく記述されていることです。

小島美津子(著)  『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する』
――――――――――――――――――――――――――――★


これは全くその通り。実感です。

■言いたいことを書くのではなく、聞かれそうなことを書く


まあ、普通のコミュニケーションでもそうなのですが、

 自分の言いたいことを言う人は話を聞いてもらえない
 相手の聞きたいことに答えるひとは話を聞いてもらえる

という法則があります。自己申告書も同じで、相手の聞きたいと思っていることが、「ぱっと見てすぐに分かる」ように書いてある自己申告書は、面接官をしていて、ストレスになりません。逆に読んでも読んでも意味がわからない自己申告書はそれだけで減点対象(にはしませんよ…)。

■聞きたいこと


面接官が聴きたいことは、大して多くありません。
過去記事でも触れてますが、

 ・どういう課題(ミッションと目標)で
 ・どう考えて
 ・どのような困難をどう乗り切って
 ・結果としてどうなったか?
 ・他の人との協調性は?
 ・会社や組織に対する意識は?
 ・その業務における技術力は?

くらいです。

これが、「ぱっと見てわかる」ようになっていれば、問題ありません。
一つだけ強調するなら、文字として長所を出すためには、「数字を書くこと」です。

口頭で話している時には、ストーリー性が重要ですが、文書にした時には、数値的な論理性が重要なんですね。論理性を高めるためには、数字が書いてあれば、ごまかしは効きます。

 「年間132回の機械の修理依頼があり、そのうち32%にあたる42台が再修理になっていたものを、18台に減らしました」

なんて実績を口頭で言われても、数字なんて1秒後には絶対覚えてません。少なくとも私は。でも文字に書いてあれば、返り読みができるので「おおすごくいい結果だよね」と言いやすいわけです。

ただし、『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する』にも書いてあるように、文書で書くのに、口頭で話すときのように

 「年間132回の機械の修理依頼があり、そのうち32%にあたる42台が再修理になっていたものを、18台に減らしました」

と書いては読みにくいでしょ?

 対策前:132回→42台再修理
 対策後:132回→18台    57%減

と書くことです(並べて比較しやすくする、効果を正確に書く)。

これが、相手の聴きたいことを、読みやすく書くという方法だったりします。




■参考図書 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する


すべての面接質問は、選考上の意図があって聞かれています。

「そんなこと聞いてどうするの?」と思う質問や、
一見すると雑談の延長のような質問にも、実は応募者のことを
確認するための深い意味がこめられているのです。

ですから、質問への応答では、面接担当者が自分の
何を気にしているのか、何を確認しようとしているのかという
意図とねらいを察することが重要になります。

そこがわかると、採用されるための「正しい答え」を見つけやすいからです。
本書では、転職面接における基本情報を一通りカバーしたうえで、
面接で聞かれるさまざまな質問を提示し、その質問で

「採用側が本当に知りたいこと(=本音)」は何かをていねいに

解説しています。

採用側の意図とねらいがわかれば、モデルトークに頼らずに、
効果的な自己PRを行うことが可能。ぜひ、本書を活用して
内定をつかんでください!

◆アマゾンで見る



書名 :採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
著者 :小島美津子

◆楽天で見る


 


posted by 管理人 at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月30日

昇進面接:申告書は隙間をコントロールする




転職では「応募書類」「エントリーシート」「履歴書」、昇進・昇格では「自己申告書」などと呼ばれると思いますが、「自分の職歴は○○で、こんな実績がある」とかくやつ、ここでは全部ひっくるめて「申告書」と呼びます。

■申告書の空白


私は、申告書を審査する側になって随分になります。いろいろな申告書を見てきましたが、残念な申告書が少なくありません。今、思い出すと

 ・自由記述のところに空白が多い
 ・日本語として文章が成り立ってない
 ・句読点の位置がおかしい
 ・誤字脱字や、送り仮名間違い

まあ、下の3つは論外なのですが、一番最初の「空白」というやつは結構厄介です。私が初めて申告書を書いた時には、当時の上司(厳しい人だった)に徹底的に直されました。

たとえばこんなのはどう見えるでしょうか

★――――――――――――――――――――――――――
 あなたの職務における目標・計画・成果を記述してください
 ┌――――――――――――――――――――――――┐
 |○○年に△△△のプロジェクトのリーダーを務めた。|
 |                        |
 |目標通り、●●%の改善効果をだすことができた。 |
 |                        |
 |                        |
 |                        |
 |                        |
 |                        |
 |                        |
 |                        |
 |                        |
 |                        |
 └――――――――――――――――――――――――┘
――――――――――――――――――――――――――★


四角で囲んだ部分が記入エリアだったとして見てください。その場で、NGを出すことはありませんが、かなり減点です。
※さすがにここまで強烈な事例は実経験としてはありませんが、これに近いものは見たことがあります。

内容については、またそれはそれで課題があるのですが、今回の記事で問題にしたいのは、空白の多さです。

■アピールする気があるの?


申告書は、自分の能力をアピールして、面接官(審査官)に、「おお、こいつはやる気があるな」と思わせることも目的のひとつです。
しかし、この例みたいな申告書では「アピールする気あるの?」と思っちゃいますよね。つまり、面接に合格する気がない、と。

合格したいのなら、些細な事まで含めて、一生懸命アピールすることはたくさんあるでしょうに、というのがこういう申告書を読んだ所感。
※ついでに担当上司に「もうちょっとまともに指導しろよ…」とかも思っちゃいます。

書類にある領域がとってあって、そこに何かを書きなさいと言われたら、その領域一杯を使って書くと印象が良くなります。
ただし、文章を引き延ばすための意味のない接続し・形容詞を加えてはいけません
概要や重要なポイントは、空白領域をうまく使って、目立つようにすること。

この3つのことをするだけで、書類の印象はぐっと変わります。

■削って入れる


空白の使い方や、無意味な形容詞については過去に書いたので省略して、「領域を一杯に使う」について、私が申告書を書く部下に指導しているのは、加えるな、削れです。

200字の申告文を書こうと思ったら、下書きは400〜600字を書きます。その中で、重要な事だけを文章になるように抽出していくと、いい申告書ができます。
逆に、元が100字の申告文だと、ガサガサになってしまうので、いろいろな埋草(うめくさ)をすることになります。たとえば、

 ●●%の改善効果を出した
    ↓
 関係者の知恵と努力により、目標を大きく超える「●●%削減」という過去にない大きな改善効果生み出すことに成功した。

みたいな書き方になってしまいます(さすがにここまでの申告書は見たことがありませんが)。

文章は削るのが基本で、指定された範囲一杯を使って書かないと、「手抜きをした」のように見えてしまいます。

posted by 管理人 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする